MERIDA

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What's MERIDAメリダについて

GERMAN
ENGINEERING
AND DESIGN

ドイツ・シュツットガルト近郊にあるMERIDA EUROPE R&D CENTERでは、常に新しい世代の自転車を開発しています。試作車の強度テストを行うテストラボや、社内で自転車の工作を行うワークショップ、そして世界選手権での優勝経験のある所属プロ選手を含むテストライダーによる長時間の評価を行って新型車を設計しています。自転車の限界を突き詰めるテストプロセスが優れた製品を生み出します。
ドイツ、シュツットガルト近郊のマグシュタットで開発されるMERIDAのバイク。その開発拠点であるMERIDA EUROPER&Dの始まりは2001年に遡ります。

DEVELOPING THE NEXT
GENERATION OF BIKES

1972年に台湾で創業したMERIDA INDUSTRYは1988年にMERIDAブランドのバイクを発売し、ノルウェーを起点としてドイツやフランス、イタリアなどヨーロッパのサイクリングの中心市場へとそのブランドを広げていきました。
目まぐるしく変わる自転車の技術革新やトレンドを押さえ、市場の要望にいち早く応えたバイクを開発するためにはヨーロッパで自転車の開発を行う必要があると決めたMERIDAでは、ドイツの機械産業の中心地シュツットガルトに住む自転車エンジニア、ヨーガン・ファルケに声を掛けました。

現在、MERIDA EUROPE R&DのCEOを務めるヨーガンは、MERIDA EUROPE R&Dの始まりについてこう語ります。「始まりには偶然の要素があったかもしれないが、シュツットガルトにMERIDAが進出した事は結果として正解であったと言えます。ラグジュアリー自動車メーカーの本拠地として世界的に知られる街には、多彩な才能を持ったエンジニアやデザイナーが集まっています。こうしたエンジニアやデザイナーの中で、人生で最も情熱を注げる対象が自転車と気付いた仲間たちが今、MERIDA EUROPE R&DでMERIDAのまだ見ぬバイクを開発しているのです。そしてもう一つの偶然は、この近所には大学や民間研究施設など多くのエンジニアリング試験機関が存在していることです。これらの施設では例えば風洞実験などで最先端の研究が可能となっており、高性能なバイク作りに大きな影響を与えています。」
ヨーロッパで最大の自転車マーケット、ドイツで開発され認められてきたMERIDAのバイクは、同じくヨーロッパを中心とした世界のレースで鍛えられ、ライダーからのフィードバックを素早く取り入れた製品を世に送り出しています。

BUILDING BICYCLES
SINCE 1972

MERIDAでは、最先端のカーボンテクノロジーを有するサプライヤーと協力することで、自分達だけでカーボンフレームを開発するよりもより良いフレームを作る事に成功しています。他の産業のために開発された新しいテクノロジーも自転車に応用可能ならすぐに転用することで、常に最新のテクノロジーを採用したカーボンフレームを開発し続けています。

CARBON PRODUCTION IS VERY COMPLEX.

マーケティングがカーボンという素材をより難解にしてしまった面もあります。ハイテンシル、ハイモジュラス、スーパーハイモジュラスといった単語はカーボンの特性を表す用語ですが、まるで品質の事を表現するかのように一人歩きしています。いくつかのブランドでは、ウルトラハイモジュラスのカーボンしか使用していないような表現をしているのも事実です。

実際には、カーボンフレームには様々な異なる特性のカーボンファイバーを積層する事で性能を出しています。いかに丁寧に設計され、設計通りにレイアップされているかが重要なのです。私たちのSCULTURAフレームは750gを下回る重量ですが、400種類の異なるカーボンレイアップを採用しています。そして、フレームを製造するのには45時間の時間が必要となります。

48 YEARS HANDMADE IN TAIWAN

CARBON STATE OF
THE ART TECHNOLOGY

technology

CARBON IS DEFINITELY NOT ALL THE SAME.

使用されているカーボンファイバー素材のレベルや品質が解りやすいように、MERIDAのカーボンフレームにはナンバリングを施しています。エントリーレベルのCF2からハイエンドのCF5までのナンバーが存在します。番号が増えていくに従って、重量は軽くなり、パフォーマンスも向上します。

私達は、絶え間のない改善と開発により、時代の最先端を行くアルミニウムフレームを何十年にも渡って製造し続けています。
どういった用途のフレームを作るのかによって、アルミニウム合金の素材選びを非常に慎重に行っています。例えば6016アルミニウムは非常に薄いチュービングが可能で驚くほどに強いので、オフロードレーシング向けのフレーム作りに適しています。6066アルミニウムは、非常に軽い素材で耐久性に優れ、加工しやすい素材なので軽量で剛性の必要なバイクに適しています。6061アルミニウムは航空産業のために開発されたアルミ合金で、軽量で卓越した性能を持つフレームを手に入れやすい価格で製造することが出来ます。
素材選びと同様にどのようにアルミニウムを加工して処理するかといった事がフレーム作りでは重要になってきます。

CUTTING EDGE
ALUMINIUM FRAMES

technology

DOUBLE AND TRIPLE BUTTING

ダブルバテッドは、チューブの内側に2つの異なる厚みの部分があることを示しています。一般的に端にいくほどに厚く、中心に近いほど薄くなります。また、トリプルバテッドは、チューブの内側に3つの異なる厚みがあることを示しています。強度の必要な箇所に厚みを持たせ、軽量で高い強度を実現します。
私達のアルミフレームには熱処理が加えられています。非常に熱い温度まで熱したフレームは、水、もしくはオイルに浸けて急速に冷やします。その後、低い温度で熱処理する事で、フレームの強度を驚くほどに高める事が出来ます。

HYDRO AND TECHNOFORMING

熱い水とオイルの圧力によってチューブを成型するハイドロフォーミングは、複雑な形状のチューブを成型する事に適しています。テクノフォーミングは機械によってプレスする事でチューブを成型する製法です。
スムースウェルディングは、ダブルパスウェルディングとも呼ばれる製法で、2度溶接を行います。非常にスムースな溶接面の仕上がりが特徴で、一目見ただけではカーボンフレームと見間違う美しさを実現したアルミフレームです。

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