MERIDA

オンラインショップはこちら

COLUMNコラム

【MERIDAレポート】 ドイツからR&Dセンターメンバーが来日!

2024年11月中旬にドイツ・シュツットガルト近郊にあるMERIDA R&D CENTERで働くBenjamin Diemer(ベンジャミン・ディーマー)、Hannes Noiler(ハネス・ノラー)、Stephan Seitz(ステファン・セイツ)の3名が日本へとやってきました。

今回の来日では1日目にMERIDAファミリーであるMERIDAパートナーショップをはじめとした全国のショップや自転車メディアが静岡県伊豆の国市にあるMERIDA X BASEに集まり、プレゼンテーションやR&Dセンターで働く3名への質疑応答を、2日目にはロード&MTBでのライドを行いました。

 

MERIDA R&D CENTERとは

まずはじめに今回来日した3名が働く「MERIDA R&D CENTER」を簡単にご紹介。

ドイツのシュツットガルト郊外にあるMERIDA R&Dセンターは全世界で販売されるすべてのMERIDAバイクの研究・開発を行っている施設です。

現在、スタッフは16人が在籍し各スタッフが様々なモデルを担当しています。

R&Dセンターに在籍するスタッフは全員が自転車愛好家であり、自分たちが開発したバイクを実際のフィールドで使い、改良する熱いパッションを持っています。彼らは自分たちが乗って楽しい、乗りたいと思えるバイクを作ることを目標としており、スタッフの中には700キロ以上のハードなレースに出るような人もいます。

ただ、開発の方針としては、ごく一部の競技者やシチュエーションためのニッチなバイクではなく、乗る人の経験値にかかわらず楽しんで乗ってもらえるバイクの開発を心がけているそうです。

R&D CENTERでの開発の様子は下記動画をご覧ください!

 

来日メンバープロフィール

続いて今回の来日メンバーをご紹介。

Benjamin Diemer(ベンジャミン・ディーマー)

メリダR&D CEO
ドイツ・シュトゥットガルト出身

幼少期よりサイクリングとサイクルサッカーに親しむ。10代からサイクルサッカーのナショナルチームとして活躍し、鹿児島県で開催されたサイクルサッカー世界選手権などでの来日経験もある親日家。

2001年から2008年までメリダがスポンサーするドイツのプロロードチームでフルタイムのロードレーサーとして活躍し、ツール・ド・台湾など多くの国際レースに出場。またサイクルサッカー選手としてもドイツ2部リーグで長く活躍したが結婚を機に引退。
引退後はシュトゥットガルトの自動車メーカーや機械メーカーで働いた後に、保険会社に就職したがサイクリングへの情熱を忘れられずメリダR&Dに入社。入社後はe-bikeの企画開発を行い、後にロードバイクの企画開発も行う。

また、MERIDA R&Dの設立からチームを率いてきたヨーガン・ファルケの死去に伴い、本年よりCEOとしてR&Dを率いる。

 

Hannes Noiler(ハネス・ノラー)

e-bikeプロダクトマネージャー
ドイツ・シュトゥットガルト出身

シュトゥットガルト市内出身でマウンテンバイク愛好家。

周囲を山に囲まれた大都市であるシュトゥットガルトで幼少期よりMTBに親しみ、大学で工学を学び、バイエルン州を拠点とする自転車メーカーで製品開発を担当の後に地元シュトゥットガルトに拠点を構えるメリダR&Dに入社。メリダR&Dへの入社後はプロダクトマネージャーとしてe-bikeやグラベルロード「SILEX」の企画・開発を指揮。

MTBとコーヒーこそが人生で最も大事なものだというほどコーヒーが好きな都会っ子で、旅先でのクラフトコーヒー巡りを楽しみとしている。

エンデューロレースなど様々なMTBレースに自ら参戦し、MTBライフと商品開発のアイデアを両立している。

 

Stephan Seitz(ステファン・セイツ)

MTBプロダクトマネージャー
ドイツ・ウルム出身

世界で最も高い尖塔があるウルム大聖堂がランドマークであるウルム出身。

都会よりも山と自然に囲まれた生活を好み、プライベートではシュトゥットガルトの南にある小さな町に住んで、玄関を出たらすぐにトレイルという生活を楽しむ生粋のマウンテンバイカー。

幼少期からカヌー・ローイングをスポーツとして取り組むが成長に従って才能の限界を悟り、さまざまなスポーツを試したのちにMTBに出会う。以後、MTBが人生の中心となり、MTBエンジニアになるために、機械工学の修士号を取得。

メリダR&Dに就職した現在はMTBプロダクトマネージャーとして「BIG.TRAIL」や「ONE-TWENTY」などのMTBモデルを担当。毎日MTBに囲まれながら仕事をする夢の生活を送る。

 

 

プレゼンテーションでは設計開発を統括するベンジャミンからMERIDA R&D CENTER全体の説明があった後、ステファンから2025モデルでフルモデルチェンジとなったBIG.TRAIL、ハネスからE-BIKEの設計開発に関する発表が行われ、開発責任者である彼らから直接これまでの開発の経緯やこだわっているポイントが紹介されました。

 

2日目は静岡県御殿場市に会場を移しロード&MTBライドを実施。

 

ロードチームにはベンジャミンとハネスが参加し、ホテルから市街地方面へライド。

MTBチームはステファンが参加し、御殿場MTBパークFUTAGOでのライドを行いました。

著者はMTBチームの担当でしたので、MTBライドのお話を詳しくご紹介。

ステファンは用意されたバイクを見るなり、一番好きなバイクはONE-TWENTYだと教えてくれました。好きな理由は自身がエンデューロレースで一番いい成績を取ったときに乗っていたからだそうです。

その後もそれぞれのバイクの注目ポイントを紹介しながら準備をして、いよいよコースイン。

前夜の雨の影響とパークの土質もあり、ところどころに重めの泥があるコンディションとなっていましたが、ステファンはそんなコンディションを全く苦としない見事なライディングを見せてくれました。

ベンジャミン、ハネス、ステファンの話を聞き、共にライドをすることで、「自分たちが乗って楽しい、乗りたいと思う自転車を作る」という彼らの情熱を強く感じました。

また、今回のイベントにはMERIDAパートナーショップのスタッフも多数参加いただいており、この2日間で個別でも様々なお話をされていましたので、興味のあるかたは是非MERIDAパートナーショップに足を運んでいただき、お話しを聞いてみてください!

MERIDAパートナーショップについてはこちらから

Latest Post

Article

PAGE TOP