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TEAM YUKIYA BLOGユキヤ通信

『TEAM ユキヤ通信 2024 №011』 10 March 2024 ITALY ー59thTirreno-Adriatico(2.UWT)Stage 7»San Benedetto del Tronto>San Benedetto del Tronto(154km)ー

最終日に臨む新城選手
Photo Miwa IIJIMA

 イタリア中部で開催されております、UCIワールドツアー・ステージレース『Tirreno-Adriatico
(ティレーノ〜アドリアティコ)』最終日、第7ステージの新城選手の結果とコメントをお伝えいたします。
 第7ステージはこのレース恒例のサン・ベネデット・デル・トロントを発着地とし、一度内陸に入り、
60kmほど走り、発着地点に戻りフィニッシュラインを通過し海岸線沿いに設定された約14kmの周回を
5周する154km。
 この日も一日中、風が強く厚い雲に覆われる灰色の景色となってしまいました。
 例年通りであれば、ファイナルステージは各チームのスプリンター同士の争いになるため、チームは
第3ステージのスプリントを制したフィル・バウハウス(ドイツ)のステージ優勝に期待がかかりますが、
今年は周回に入る前に複数の登りが追加され、簡単な平坦ステージとはならず、上れないスプリンターは
脱落するととなってしまい、バウハウスも周回に入る前に集団から遅れ、集団の中で順調にレースを
進めていた新城選手はチームの指示で脚を止め、バウハウスを待ち集団に引き戻そうとしますが、ペースが
あがり切った集団に追いつくことは困難で、バウハウスがリタイアを選択したため、待ったチームメイトの
アンドレア・パスカロン(イタリア)、新城選手の3名がリタイアを余儀なくされました。
 新城本人の問題ではなくリタイアという不本意な結果ではありますが、それもチーム内での役割という
事で、割り切って次のレースに備えます。
 
チームのGoProを持ってスタートポディウムに立つ新城選手
Photo Miwa IIJIMA
以下、新城選手のコメントです。
『最終日は最後の80kmは平坦だが、スタートから登りで
 70kmで獲得標高1500mという、単純な平坦とは言い難い
 ステージだ。
  スタートからアタックがかかり、タイミングではなく、
 脚を使って(力)で逃げが決まった。
  直ぐにスプリントに持ち込みたいチームが牽引を始め、
 集団も休むこと無くハイペースで走っていた。
  今日の自分の調子は問題なく、順調に走っていたのだが、
 周回に入る前の最後の登りで、フィル(バウハウス)が遅れ、  集団に引き戻す為に彼を待つことになった。
  しかし、ペースの上がったメイン集団に戻る事は無く、
 フィルがリタイアするというので、自分のレースもそこで
 終わってしまった。
  最終日に不本意な形で終わってしまい、 浮き沈みの激しい
 1週間だった。
   
  自分としては、とても調子がよかったので、また次の
 レースに向けてこの調子でトレーニングに励みます!』
 新城選手の次のレースにつきましては、改めてお伝えいたします。

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