TEAMチーム・レース情報

第82回ツール・ド・ポローニュは、アントニオ・ティベリが総合2位に浮上し、過去5大会で4度目の総合表彰台を獲得するという、チーム・バーレーン・ヴィクトリアスにとって再び成功の大会となりました。ティベリは最終ステージの個人タイムトライアルで4番目に速いタイムを記録し、総合順位を1つ上げました。
今年のワールドツアー日程に組まれた1週間のレースは、例年以上に厳しいものでした。7ステージで総距離926.2km、獲得標高15,352mを走破。初日はヴロツワフからレグニツァまでのスプリンター向けステージで、若手のウラッド・ファン・メヘレンがトップスプリンターと互角に戦い13位。第2ステージでは複数のカテゴリー山岳を越える展開となり、総合争いが始まりました。ティベリはこの日を終えて総合5位、首位から12秒差につけます。159.3kmの丘陵コースとなった第3ステージでは、この競技の危険性が改めて浮き彫りに。危険なコーナーで複数の選手(ジャック・ヘイグを含む)がコースアウトし、レースは一時中断。残り15kmは総合成績には反映されず、ステージ勝負となり、ペリョ・ビルバオが2位に入りました。第4ステージは丘陵コースながらスプリント決着となり、総合順位に変動はありませんでした。
バーレーンは日を追うごとにチームとしてまとまり、集団のペースをコントロールする場面も多く見せ、レースをリードする存在感を発揮しました。
第5ステージはタトラ山脈、スキージャンプで有名なザコパネがゴール。206.1kmの長丁場を経て、ティベリは総合4位をキープし、首位との差は依然12秒。第6のクイーンステージは見応えがありつつも最も過酷で、カテゴリー1の上りを5回越える構成。ビルバオが3位、ティベリはボーナスタイム2秒を獲得し、総合3位(首位から20秒差)へ浮上。ビルバオも総合11位から5位(24秒差)に躍進しました。
そして最終日は、勝者を決定づける12.5kmの個人タイムトライアル。序盤2.2kmの緩やかな上りから、ほぼ下り基調でフィニッシュまで駆け抜けるレイアウト。ブラン登・マクナルティ(UAD)がステージ優勝と総合優勝を飾り、ロレンツォ・ミレジ(MOV)、マッテオ・ソブレロ(RBH)が続きました。

ツール・ド・ポーランド2025 – 第82回大会 – 第7ステージ
ヴィエリチカ – ヴィエリチカ 12.5km – 2025年8月10日
アントニオ・ティベリ(イタリア/バーレーン・ヴィクトリアス)
写真:Alessandro Perrone / SprintCyclingAgency©2025
アントニオ・ティベリはこの日のステージで4位となり、総合表彰台の2位に登壇しました。24歳の彼は、この1週間の自身のコンディションに満足していました。
「とても良い感触を得られ、このツール・ド・ポローニュの締めくくりには満足しています。ラ・ブエルタを前に大きな自信と確信を持てるようになったことは間違いありません。日を追うごとに調子が上がっていくのを感じました。力を出し惜しみすることはなく、脚があれば必ず攻撃を仕掛けました。この経験はきっとラ・ブエルタに向けてプラスになると思います。
チームの働きにもとても満足しています。ここにいる全員 ― チームメイトもスタッフも ― 初日から私を支えるために全力を尽くしてくれました。特に昨日のステージでは、勝負をかけなければならないと分かっていたので、素晴らしい仕事をしてくれました。調子が万全ではなく、落車の影響が残っている仲間もいる中で、それでも全員が全力を尽くしてくれました。最後まで私を信じてくれ、スタッフは夜遅くまで私のために動いてくれました。本当にその献身に感謝しています。」

ツール・ド・ポーランド2025 – 第82回大会 – 第7ステージ
ヴィエリチカ – ヴィエリチカ 12.5km – 2025年8月10日
ブランドン・マクナルティ(アメリカ/UAEチーム・エミレーツ/XRG)
アントニオ・ティベリ(イタリア/バーレーン・ヴィクトリアス)
マッテオ・ソブレロ(イタリア/レッドブル・BORA・ハンスグローエ)
写真:Alessandro Perrone / SprintCyclingAgency©2025
スポーツディレクターのミハウ・ゴラシュはレースをこう総括しました。
「総合優勝にはほんの少し届かなかったけれど、この1週間の選手たちの働きには本当に満足しています。素晴らしい走りで、チームと過ごした中でも最高の1週間のひとつでした。この表彰台は全員のものです。みんなが全力で戦ってくれました。ステージ優勝も取れる実力はあったと思いますが、今日のマクナルティは本当に強かったですね。
昨日は彼を苦しめ、何とか振り落とそうと本気で仕掛けました。全員が全力を尽くし、アントニオも素晴らしい走りをしてくれました。そして何度も言いますが、チーム全員が本当に素晴らしかった。この1週間は、誰もが全力で、素晴らしい働きをしてくれました。」