TEAMチーム・レース情報
2025年ジロ・デ・イタリアが最終週に突入する中、バーレーン・ヴィクトリアスは、ダミアーノ・カルーゾとの契約延長を発表しました。カルーゾはイタリアでのレースでチームの“ロードキャプテン”を務めています。
現在37歳のカルーゾは、第15ステージ終了時点で総合6位につけており、今年だけでなく昨年もアントニオ・ティベリの信頼できる右腕としてチームを支えてきました。
2021年のジロでの表彰台を含む、20年に及ぶキャリアで80回以上の表彰台を経験しているカルーゾは、2019年にバーレーンに加入して以来、不可欠な存在として活躍してきました。そして今回、8シーズン目に突入することが決定しました。
カルーゾはこう語ります!
「これは本当に簡単な決断でした。このチームでキャリア最高の数年間を過ごしてきたのですから…他のチームで走りたいとは思いません。」
チームにとってカルーゾの存在はあまりにも大きく、彼の経験・影響力・ユーモアを欠くバーレーン・ヴィクトリアスは想像しがたいものです。
テクニカルディレクターのウラジミール・ミホルイェヴィチは次のように語っています:
「カルーゾはそのクオリティを何度も証明してきました。特に今回のイタリアの道ではそれが顕著です。年齢を重ねてもなお、経験とそこから得られる価値があるからこそ、我々は2026年シーズンも彼とともに歩むことにしました。
若手にはない経験と熱意を持ちながら、今でも若手と変わらぬ情熱を持ち、彼らに知識を伝えてくれる存在です。」
マネージングディレクターのミラン・エルゼンも同意します:
「カルーゾのチームへの献身は本当に素晴らしい。彼は努力によってどこまで到達できるかを体現してくれている存在です。この追加の1年によって、彼は2019年から続けている若手への知識伝達という重要な役割を引き続き担ってくれるでしょう。」
ミホルイェヴィチはさらに続けます:
「選手としても、人としても、カルーゾは私たちの全幅の信頼を受けるにふさわしい存在です。彼がチームにいてくれることをとても嬉しく思いますし、この関係が続いていくことを楽しみにしています。」
ブエルタ・ア・エスパーニャとジロ・デ・イタリアのステージ勝利者であり、これまでに通算30勝近くを挙げてきたカルーゾは、プロトン(メイン集団)でも最も尊敬される選手の一人です。
最後に本人のコメントです!
「このニュースを聞いて、マネージメント、スタッフ、チームメイトが本当に喜んでくれたことで、ますますモチベーションが上がりました。年齢を重ねてもなお、こうして信頼してもらえるのは本当に光栄です。
この関係が続くことに心から満足しており、来年もバーレーンのジャージを着て走るのが楽しみです!」