レニー・マルティネスはツール・ド・ロマンディの第3ステージで2位となった前日に続き、クイーンステージでもためらいを見せず、ティオン2000の過酷な登りを力強く走り勝利を飾った。

118.2kmのステージは、ベン・ツヴィーホフ（レッドブル – BORA – ハンスグローエ）、ルイ・バレ（インターマルシェ – ワンティ）、ジュリアン・ベルナール（リドル – トレック）による序盤からの逃げ切りで幕を開け、彼らはアンゼールの最初の登りまで逃げました。残り50kmを迎えると、集団はカテゴリー1のナックスで2分という良好なギャップを維持し、先頭グループを射程圏内に収めました。

レースが最後の登りに近づくと、マックス・ファン・デル・ミューレン選手とフィンレイ・ピッカリング選手が差を縮め始め、残り13キロの地点で最後の逃げの選手を追い抜いた。

残り5kmで、先頭に残っていたのはマルティネス、ジェイ・ヴァイン（UAEチームエミレーツ）、ジョアン・アルメイダ（UAEチームエミレーツ）、ロレンソ・フォルトゥナート（アスタナ・カザフスタン・チーム）の4人だけだった。

残り4kmで、マルティネスとアルメイダの激しい攻防戦となり、2人は一気に後続を引き離し、ギャップを広げた。

第3ステージと同じく、レニーはゴールラインでアルメイダを追い抜いて圧倒的な勝利を収めました。

この勝利と10秒のタイムボーナスにより、マルティネスは総合トップに躍り出て、明日のジュネーブでの個人タイムトライアルの決戦に向けて、2位のフォルトゥナートに対して2秒のリードを得ました。

レニーは喜びに満ちたコメントをしました。

『最後の登りは大丈夫でした。

チーム全員が素晴らしい仕事をしてくれました。

昨日もそうでした。昨日は2位だったので、勝ちたかったのです。今朝起きた時、もしかしたら今日は勝てるかもしれないと思いました。全力を尽くして、最終的に勝つことができたので、とても嬉しいです。このチームと一緒にいると本当に良い気分です。彼らは毎日、私のために素晴らしい仕事をしてくれていて、リーダーとして、私に大きな自信を与えてくれます。チームを本当に誇りに思います。』