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【Team Bahrain Victorious】2025ザンバニーニがバーレーン・ヴィクトリアスのデブラバンセ・ピール出場メンバーを牽引!

バーレーン・ヴィクトリアスは、ベルギーでも屈指の予測不能かつテクニカルなワンデーレース「デ・ブラバンセ・ピール」に、若手中心の布陣で挑みます。短くパンチのある登り、曲がりくねった道、そして途切れないリズムが特徴のこのレースは、石畳のモニュメントとアルデンヌクラシック週間の橋渡しとなる一戦です。

ビールセルからオーヴェレイセまでの162.6kmのコースには22の登坂が組み込まれており、ヘルト通り(700m・平均勾配5%)、モスケス通り(500m・9.2%)、ホルストハイデ(1km・5.4%)といった坂を繰り返し上る、爆発力・戦術眼・持久力が問われる、まさに機を見て動くタイプのライダー向けのコースです。

今回のチームを牽引するのはエドアルド・ザンバニーニ。イタリア人クライマーの彼は、この春、アルデンヌ系のコースで好調を見せ、ミラノ〜サンレモでも20位以内に入る健闘を見せています。

「デ・ブラバンセ・ピールは初めてだけど、高地トレーニングを終えて戻ってこられて本当に嬉しいし、やる気に満ちてるよ」とザンバニーニは語ります。「テイデでの合宿は最高だった。天気にも恵まれて、準備も順調に進んだ。トレーニングでも手応えがあったし、チームと一緒に積み重ねた努力を、結果として出すのが楽しみだ。この時期のレースと、アルデンヌのスタイルは自分に合っている。パンチの効いた厳しいコースは自分向きだし、どこまで行けるか見るのが楽しみ。チーム一丸でいい走りができると信じてる!」

彼を支えるのは、若く意欲的な選手たち。エルゼンとエルマコフは有力な動きに反応する役割を担い、地元ベルギーで走るパッスヘンスとファン・メヘレンは、短い激坂で重要な役割を果たします。ブラッティと育成チームから昇格したボルゴは、要所となる局面でチームを前線へ導く役割を担います。

ロマン・クロイツィガー監督はこう話します。
「非常に若いチームですが、みんな健康で、やる気に満ちており、アルデンヌクラシックの開幕戦にふさわしい状態です。リーダーは高地合宿から好調を持ち帰ったザンバニーニ。パッスヘンスは怪我からの復帰戦(バスク一周)も良かったですし、地元でのレースに強い意欲を持っています。ファン・メヘレンも1年目ながら石畳系のクラシックで好走しており、地元の道を知っているので期待しています。最年少の一人、ザック・エルゼンがここで経験を積めるのも楽しみです。このタイプのレースで将来的に結果を残せる可能性があります。ブラッティとエルマコフもこのコースに合っていますし、最終局面で積極的に動いてほしい。ボルゴも再び合流し、既にトップレベルで走れる力を見せているので、今回も良い経験と貢献が期待できます。」

例年、レースはフィニッシュ周回(オーヴェレイセ)に入ると激しさを増します。狭いコーナー、急坂、ミスが許されないテクニカルな展開では、ポジション取りとタイミングが重要です。バーレーン・ヴィクトリアスは前々からの積極的な展開で勝負に出る構えです。目標はトップ10入りですが、うまくいけばトップ5も狙える状態です。

さらに、チームには特別なモチベーションがあります。現在セカンドスポーツディレクターを務めるソンニ・コルブレッリが、2017年にこのレースを制しているのです。彼の実体験と戦術眼は、フィナーレの複雑な展開でチームに大きな助けとなるでしょう。

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