チーム・バーレーン・ヴィクトリアスは、グランプリ・クリキエリオン（3月8日）とGPジャン＝ピエール・モンセレ（3月9日）に向けて、意欲的なチーム編成でベルギーでのレースを続ける。ル・サミンでの有望な走りの後、チームは引き続き発展を重視し、ワールドツアーと育成チームの選手が融合したメンバーでベルギーの道で貴重なレース経験を積むことを目指す。

スポーツディレクターのボルト・ボジッチはチームの進展について次のように語った。

「ル・サミンはチームにとって良いレースだった。我々はまだこのグループで学び、成長している段階だが、選手たちは非常に意欲的だ。今回のレースもその成長を続けるための素晴らしい機会になる。」

グランプリ・クリキエリオンには、ブルットメッソ、エルマコフ、エルゼン、スケル、ファン・メヘレン、ボルゴ、ストックウェルが出場。育成チームのボルゴは両レースに参戦し、このレベルでの貴重な経験を積むことになる。GPジャン＝ピエール・モンセレでは、エルマコフに代わって同じく育成チームのフイスマンスが加わる。

両レースとも約200kmのコースとなり、ベルギー・クラシック特有の厳しい展開の中で若手選手たちはさらなる成長を求められる。スプリント勝負になった場合はブルットメッソとスケルがチームの軸となり、ファン・メヘレンは決定的な動きに対応していくことを目指す。