TEAMチーム・レース情報
バーレーン・ヴィクトリアスは、UAEツアーとボルタ・ア・オ・アルガルヴェがすでに開幕する中、フランスで最近リニューアルされた2つのレースに初めて出場します。
**クラシック・ヴァール(1.1)が2月21日(金)に開催され、続くツール・デ・アルプ=マリティーム(2.1)**が2月22日~23日(土・日)の2日間にわたって行われる。どちらもフランス南部のヴァール県で開催されるレースだ。
クラシック・ヴァール
レースはル・リュック – サーキット・デュ・ヴァールでスタートし、163kmを走り終えた後、ファイエンスでフィニッシュする。コースは一新され、前半はアップダウンのある地形が続くが、後半はますます厳しくなり、最後は平均勾配11.2%、最大勾配20%の1kmの激坂フィニッシュが待ち受ける。
このワンデーレースは、昨年の初開催でモン・ファロンを制したレニー・マルティネスが出場することでも注目される。
■ レニー・マルティネス
「このレースに戻ってこられて本当に嬉しいし、今回はバーレーン・ヴィクトリアスの一員として走れることにワクワクしている。昨年は別のチームのジャージで勝ったけれど、今年はチームの初参戦となるので、その分モチベーションも高い。コースは変わっていて、僕が勝った時は最後の登りが20分だったけど、今年は5分の短いクライムになった。でもサンティアゴ・ブイトラゴと僕を含め、強いメンバーが揃っているので、全力を尽くして最高の結果を目指したい。」
■ ロマン・クロイツィゲル(スポーツディレクター)
「レニーにとっては新しいチームでの地元レース初戦であり、彼もこの機会を大切にしたいと思っているはずだ。ただし、今年のフィニッシュは去年とは全く異なり、ブイトラゴの方が有利かもしれない。我々はレニーとサンティアゴの両方を起用できるので、戦略的な選択肢が増える。さらに、キャプテンのジャック・ヘイグを中心に、若手の有望なメンバーも揃っている。プロヴァンスで好調だったロマン・エルマコフとオリ・ストックウェル、バレンシアナで素晴らしいチームワークを見せたエドアルド・ザンバニーニ、そしてGPカステリョンでシーズンデビューを果たしたフィンレイ・ピカリングも加わり、強力なチームで臨む。昨年の勝者がいることで、ライバルチームも我々を警戒してくるはずだ。」
ツール・デ・アルプ=マリティーム
コースは昨年とほぼ同じ。
🔹 第1ステージ(コンテス – グルドン、162.4km)
山頂フィニッシュが特徴
コル・サン・ロック、リュセラム、コル・ド・シャトヌフなどの重要な登りを含み、総獲得標高は3,308mに達する。
🔹 第2ステージ(ヴィルフランシュ=シュル=メール – ヴァンス、131.8km)
より短く、しかしテクニカルなコース
スタート直後にコル・デーズを登り、その後もコル・ド・シャトヌフを含む起伏の多いルート
最後はラ・シーヌの登りでの攻防が予想され、少人数のスプリント勝負になる可能性が高い。
■ ロマン・クロイツィゲル(スポーツディレクター)
「特に第1ステージは厳しく、我々のクライマー向きのコースになっている。第2ステージは標高差は少ないが、難易度の高いコースだ。我々がただレースをコントロールするのではなく、積極的に動いて流れを作ることが重要になる。このレースはシーズンの重要なステップであり、チーム全体として最高のパフォーマンスを発揮したい。」