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COLUMNコラム

ソンニ・コルブレッリがパリ~ルーベを制したREACTO

今回は10月3日にフランスにて開催されたパリ~ルーベで初出場にして初優勝を飾ったソンニ・コルブレッリ選手が使用したMERIDA REACTOについてご紹介。

優勝したソンニ・コルブレッリ選手のREACTO Photo:MERIDA BIKES

クラシックレースの最高峰といわれるパリ〜ルーベは、多くの非常に粗い石畳セクターのために、ライダーとバイクの両方の実力が必要されるレースとして広く見なされています。この20年間のはドライコンディションでのレースが行われていましたが、今年は再び雨の中で争われました。そして初出場にして初優勝を飾ったソンニ・コルブレッリはレースで使用するバイクにREACTOをチョイス。泥や水たまり、石畳のセクターを安全に対処するためにREACTOに加えられた変更は、驚くほど僅かでした。

20年ぶりに雨でのレースとなった Photo:BETTINI Photos

コンピエーニュとルーベの間の総距離257.7kmのうち、今年は石畳のセクターを55km走行しました。前日にフランス北東部で大雨が降り始めたため、レース当日は20年ぶりの厳しいコンディションとなり、ライダーたちは本格的なレインギアを身に着けてスタートを切りました。そしてスタートから6時間後、ソンニ・コルブレッリは、ルーベの競輪場まで残った2人のライバルとフィニッシュスプリントで争い、モニュメントの1つにも数えられるパリ~ルーベで初優勝を果たしました。勝利への道のりで、ヨーロッパチャンピオンは、通常のセットアップからわずかしか変更していないREACTO TEAM-Eに乗っていました。

北の地獄の別名を持つレースを制するために、ソンニ・コルブレッリはエアロロードモデルのREACTOを選択し、ホイールはVisionの高速での空力特性を向上させるディープリムのMetron 55ホイールをチョイスしました。これは、REACTO TEAM-Eの標準的な装備です。

国内で販売されているREACTO TEAM-E

タイヤは石畳のセクターでのトラクションとパンク防止のためコンチネンタルの最新モデル、GP5000STRタイヤの32㎜幅を装着しました。これにより十分なエアボリュームと快適さ、走行時の安全性を確保しました。シーラントが追加されたチューブレスビルドのおかげで、転がり抵抗を増加させることなく空気圧を下げることができました。

マルコ・ハラー以外のTEAM BAHRAIN VICTORIOUSのライダーは、FSAのワンピースMetron 5Dユニットの平らな翼型の断面よりも、最も粗い石畳をより安全にグリップできるといった理由からFSAのドロップバーとステムの組み合わせをパリ〜ルーベ用のセッティングとして選択しました。Sコルブレッリは、ACRステムに取り付けられたFSAのK-Force CompactCarbonドロップバーを使用していました。

また、手と下腕の疲労を最小限に抑えるために、チームメカニックは、Prologoハンドルバーテープを2層に貼りました。

またその他のパーツチョイスもギアセッティング(コルブレッリは11-25カセットと54/42のクランクを選択)を除いて、Di2シフトと油圧ディスクブレーキはShimanoのDura-Aceを、サドルはプロロゴのNagoC3サドルが選択しています。これは、シーズンを通じてソンニが使い続けたものです。

このように、ソンニ・コルブレッリはREACTOに乗ってこの大勝利を収めましたが、石畳のレースに向けて交換したのはハンドルバーと32㎜幅のタイヤのみで、その他のフレームやパーツに特殊なものはなく、一般的に販売されているモデルとほとんど変わらない状態でした。

さらにプロ専用品や石畳用の特殊装備を装着せずにパリ~ルーベで勝利を収めたバイクは過去にも少なく、結果としてREACTOのポテンシャルの高さを証明しています。

パリ~ルーベの表彰式 Photo:BETTINI Photos

 

REACTOの性能やスペックについては、スペシャルサイトやMERIDA X BASEのYouTubeチャンネルをご覧ください。

 

そしてこの高いポテンシャルを持つREACTOをすべてのライダーが試せるのがMERIDA X BASEです。

伊豆半島に位置するMERIDA X BASEでは、国内取扱全モデルの展示・レンタル車をご用意。最新モデルを常に最高の状態で体験することが出来ます。

また、国内でもトップクラスの走行環境ともいわれる伊豆半島の地形全てがコースとなり、一日を通してサイクリングをお楽しみいただけます。

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