COLUMNコラム
MERIDAバイクインプレッション ~Gufo cycle works~
今回のMERIDAバイクインプレッションは栃木県にあるMERIDAパートナーショップ「Gufo cycle works」オーナーの中里様に「SCULTURA LIMITED」をご紹介いただきました!
Q.自己紹介をお願いいたします。
A.
1994年から2012年までプロ登録を含むロード選手として年間2万キロ程度を走ってきました。
引退後の現在は、栃木県高根沢町にてGufo cycle worksをオープンし、シクロクロスレースに参戦しています。
2019年は宇都宮ブリッツェンのメカニックとして、UCIレース、国内ツアーに帯同し、整備においてもレース現場での経験があります。
Q.今回のバイクについて、どの様なバイクに感じましたか?
A.
まず感じるのは自転車の軽さです。
持った時の重量が軽いのは言うまでもありませんが、踏みだしの軽さ、ダンシング時の振りの軽さ、なんといっても羽が合えたかのように感じる圧倒的な登りの軽さは一度体感していただきたいです。
スクルトゥーラは軽さばかりに意識が行きがちですが、セミエアロフレームと言われているだけに、リアクト程ではありませんが、空力特性も一般的なフレームより優れており平地の巡行においてもメリットを感じることができます。
ダウンヒルにおいては、空力特性のメリットと、バイクの慣性重量の低さから、特に九十九折りの下りでは、思い通りのラインを取りやすく気持ちよく走ることができます。
また、振動吸収性の高さも重要なポイントです。
ピュアレーシングバイクは、スピードを追求するがゆえに、フレームの堅さを優先しているモデルが多いですが、このバイクに使われているフレームは振動吸収性にも優れており、長い距離を走る場合においても、疲労を低減してくれるメリットがあります。
Q.オススメポイントを教えてください。
A.
このモデルはコストパフォーマンスの高さが一番の売りかもしれません。
最上級モデルと同じフレームにアルテグラがついて399000円はレースに出たい人、少しでも速く走りたい人にとって、これ以外の選択肢はないのではないでしょうか?
この自転車に決戦用のホイールを付けるだけで、世界トップ選手が乗っている自転車とほぼ同じ走行性能を手に入れられると思うと、買わない理由がないバイクだと思います。
ホイールについては、中途半端に高いホイールがついていないので、今後ホイールをアップデートしていくときにも、無駄に感じないのもおすすめポイントです。
Q.どのようなユーザーにオススメしたいですか?
A.
最小限のコストで、最高のレースパフォーマンスを手に入れられるバイクなので、レースに出ることを前提にしている方には特におすすめです。
レースに出なくても、登りをよく走る人、少しでも今より速く走りたい人にもぜひ乗っていただきたいです。
高い運動性能と、振動吸収性の高さから、長距離を乗る方にもメリットが大きく、バイク重量が軽いことで、走っている間に必要とされる運動エネルギーは明らかに減り、速さだけでなく、疲労軽減も期待できること、実測28mmまでのタイヤがはけることなどを考えると、ブルべを走る方にもおすすめです。
Q.今後の目標・レース予定や宣伝をしたい内容をお願いします。
A.
バイクのポテンシャルを十分引き出すだけでなく、バイクの価値を発揮するための、速く走るテクニック、トレーニング方法など、ハード、ソフトの両面からサービスを提供していきたいと思います。
もちろん、速く走ることだけでなく、クロスバイク限定のライドイベント、ポタリングのような散策イベントなど、レース以外においても地域と連携して自転車を楽しめる環境づくりを継続していこうと思います。
以上、ありがとうございました。
今回のインプレッションモデル
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