COLUMNコラム
MERIDAインプレッション~サイクラリー喜輪~
今回のMERIDAバイクインプレッションは神奈川県にあるMERIDAパートナーショップ「サイクラリー喜輪」オーナーの遠藤様に「MERIDA eONE-SIXTY 9000」をご紹介いただきました!
Q.お店の紹介と経歴など、教えてください。
ロード、MTBどちらもお客様達と一緒に楽しんでいますが、当店のブログをご覧いただければこの2年ほどはeBIKEに力を入れていることがわかっていただけるかと思います。
国内では他社に先駆けて一早くeBIKEの展開を始めたミヤタサイクル、そのリッジランナーで山遊びの楽しみ方の幅が大いに広がり、私自身MERIDAのeMTBの国内展開を今か今かと楽しみにしていた一人です。
Q.今回のバイクについて、どの様なバイクに感じましたか?
A.
クロスバイクをはじめ、ロードバイクモデルも各社から出てきていますが、オンロードでは自然と25km/h超30km/h前後での巡航が多くなるでしょうからeBIKEの性能を十二分に発揮し恩恵を受けることができるのはMTBモデルだと思います。
eONE-SIXTY 9000は他社同クラスと比べて圧倒的なコストパフォーマンスを誇っています。シマノXTリア12速、DT SWISSの1501ホイールなどスポーツバイク乗りなら結局手を加えたくなる部分がその必要の無い仕様。
バイクの操作性はいたって自然、シマノSTEPSの軽量ユニットのお陰もありますが車体中心下部に重量物が集合しているので登りや下りのコーナーリングなどでも安定したバイク操作ができます。
これはこのeONE-SIXTY9000に限ったことではなくミヤタ・リッジランナーやメリダの他車種でも感じられることです。
車重は重いです(笑。
モーターとバッテリーで単純に5㎏増ですから仕方ないですね、、、それでも20年前のダウンヒルバイクと同じ程度、前後160㎜のサスペンションが走りに余裕を持たせてくれる上に登りでは最大70Nmの高トルクでアシストしてくれることを考えれば気にすることでもないです。実際今まで乗車して行けなかった登坂区間(押し担ぎ)を全乗車で登って行けるので、その後の尾根区間や下りを精神的にも体力的にも余裕をもって楽しめるのが一番のメリットとなります。
eONE-SIXTY 9000、少し私仕様に手を加えていますがいつでも試乗可能な状態で店頭にありますのでお気軽にご来店の上ご利用ください。
Q.どのようなユーザーにお勧めしたいですか?
eBIKEは自転車の楽しさだけを追求できる乗り物です。
登りでゼェーハァーいってやっとのことで頂に到達する達成感が楽しいんだ!という方にその楽しみ方を否定するつもりはありません。
が、スキーをする人ならリフトを使って山の上に行くでしょうし、ゴルフならカートに乗ってボールの飛んだところまで移動しますよね。
どちらも麓から板担いで登るよ、コースは全て歩いてラウンドするよという方もいらっしゃるかもしれませんが、、、まぁ同じことだと思います。
年齢的にも身体的にも今から鍛え上げて・・・ということを全ての人ができるわけもありません。
今まで行けなかった場所、行きたいとは思っても鼻から諦めていた山の上まで今ある体力で連れて行ってくれるのがeBIKEです。
斜度20%の坂道であっても体力脚力関係なくペダルを回していれさえすれば時速15㎞前後で走っていけます。
ここで大事なのはペダルを回しているということ、、、そう、しっかり運動になっている点です。
eBIKEは楽はしますがしっかり運動にもなります。
山の中をマウンテンバイクで遊ぶとするとeBIKEなら倍の距離、時間走り回って同じような疲労感になるかなといった感じで逆に言えば楽しさを2倍味わえるということになります。
まだ日本国内で展開が始まって2年ほどですから全てのスポーツバイクユーザーさんに受け入れられるものではないとは思いますが、今までスポーツバイクと縁のなかった方にとっては朗報でしかないでしょう。
自転車でチョッと遠くに行ってみたい方はもちろん、奥様・彼女などに自分の楽しんでいる自転車の魅力を知ってもらいたい方は是非eBIKEに乗せてあげてみてください。STOP & GOの多い街中でもその性能は感じられるでしょうし、峠を含むようなルートでもおしゃべりしながら同じペースで山の景色や空気を楽しむことができますよ。
Q.今後の目標・レース予定や宣伝をしたい内容をお願いします。
もちろん当店では普通のクロスバイク、ロードバイク、MTBもMERIDAを中心に扱っています。余暇を楽しむ道具としては玄関出るだけですむ自転車は最高の相棒になりますよ。
以上、ありがとうございました。
今回のインプレッションモデル
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