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2018年7月19日
株式会社ミヤタサイクル

Gunn-Rita’s 30th World Cup win

この時点までで、優勝をワールドカップでは29回、世界選手権では10回、ヨーロッパ選手権(クロスカントリーとマラソン競技)で9回、そしてアテネオリンピックでは金メダルに輝いたガンリタ。これほどまでのトロフィーが並べられた戸棚を眺めれば、普通のアスリートならレース界からの引退を決意するでしょう。

しかし、マウンテンバイク界の女王は違います。

彼女が30勝目に王手をかけていることは、しばらく前からその可能性が囁かれ、今年のUCI ワールドカップで成績を上げたことからも納得でした。

アンドラでのワールドカップのコースは、多くのライダーから好まれていただけでなく、そこが高山帯であることから、試練もありました。

前回のヴァル・ディ・ソーレ大会で5位入賞を果たしたガンリタは、アンドラ大会で歴史的偉業を達成できるかもしれないと目論んでいました。

ジュリアナ・フルタドが持っていた女性クロスカントリーライダーによるワールドカップ最多優勝記録を、2015年のレンツァーハイデ大会で打ち破って以来、ガンリタは30勝目に焦点を当て、その獲得を熱望していました。今やこれはもう夢ではなく、現実のものとなりました。

以下は、今回のレースや30勝への気持ちについてのガンリタの言葉です:

「このワールドカップ30勝目のために、一生懸命頑張ってきたこともあり、達成感はひとしおです。誇りに思いますし、幸せです。もちろん、この勝利は残りのシーズンへの意欲や自信にもなります。

多くのトレーニングをこなし、先週のヴァル・ディ・ソーレ大会で好結果を残せたので、調子が良い状態でこの大会に臨むことができました。アンドラのヴァルノードのコースでは、今までも良い走りができました。この大会前に高地トレーニングを積みませんでしたが、標高の高さも私に合っていました。

スタートは思わしくありませんでしたが、長いテクニカルな下りの前に、落車などのトラブルを避けて順位をさらに上げられる理想的な位置に着くことができました。経験から、高地と高温という過酷な環境ではペースを上げすぎないようにしました。前半でヨランダ・ネフに一時的に大きく引き離されましたが、ストレスに感じずに落ち着いて走れました。

ついに30勝目を達成できたことをとても嬉しく思います。この勝利を、特に今年30周年を迎えるMERIDA Norwayに捧げます。また、私を信じて応援してくださったMERIDA Internationalにも感謝の気持ちを伝えたいです。

とても過酷なレースでしたが、アンドラでの観客の声援のおかげで一生懸命頑張れました。

私はチームに恵まれ、コーチであり夫のケネスにはいつも支えてもらい、自分の好きなことができて幸せです」

マウンテンバイク最高峰の舞台で長年闘ってきたことによる素晴らしいレース内容と偉業に、大きな賞賛を贈ります!

ガンリタは、明るい赤色(ノルウェーチームのカラー)のBIG.NINE TEAMを選びました。このバイクには、Sram製ドライブトレインとブレーキ、Maxxis タイヤ、RockShox サスペンション、お馴染みKS ドロッパーポストが搭載されていました。

BIG.NINE TEAMおよびBIG.NINEの全ラインアップについて詳しくは、こちらをクリックしてください。

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