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2018年5月17日
株式会社ミヤタサイクル

Matej Mohoric wins the longest Giro stage

BAHRAIN MERIDA PRO CYCLING TEAMのマテイ・モホリッチは、第101回ジロ・デ・イタリアの距離244kmの最長ステージで優勝、グアルド・タディーノで栄えある勝利を祝いました。この若きスロベニア人選手は、ステージ中2つの先頭集団で終始走るなど奮闘し、この成功を手にしました。

第101回ジロ・デ・イタリアで2度目の休息日を終えて最初に現れるのは、大変に距離のとても長い移動ステージです。この第10ステージは、ペンネからグアルド・タディーノまで、何と244kmも走ります。等級のある山岳区間は3つ、うち2つをレース開始から1時間以内に走り、最後の1つをレース最後の1時間で走ります。BAHRAIN MERIDA PRO CYCLING TEAMのマテイ・モホリッチは、スタート直後からいつでもアタックを仕掛けられるモードで走ります。その見返りとして、この若いスロベニア人選手は、その日最初の2級の登りで形成され、12名から14名に増えた先頭集団に食い込むことができました。
最初はプロトンとの差が約3分と着実に広げるも、総合優勝を賭けた戦いは白熱し、アタックのチャンスをくじきます。総合2位につけるエステバン・チャベスが先頭から脱落すると、プロトンは2つに分かれ、追いかける選手たちは大幅にスピードアップしました。その結果、早くから逃げていた先頭集団は少しずつ吸収され、しかしフィニッシュラインまではまだ160kmも残っています。そこからの80kmでは、プロトン内2グループによる追い抜き合いがこのステージを形取ります。そこに雨が降り出し、アタックのことを考える選手の数は、さらに減りました。

しかし、残り82km地点でマルコ・フラッポルティが、単独優勝を狙って第1プロトンから加速。このイタリア人選手が約3分差をつけると、多くのチームがペースを上げ、彼を追いかけます。一方、マテイ・モホリッチはチームカーの位置まで後退し、BAHRAIN MERIDA PRO CYCLING TEAMのスポーツディレクターに、もう一度だけアタックする許可を請いました。ダヴィデ・ヴィッレッラが残り約40km地点でアタックすると、モホリッチは彼を追いかけ、この2名の選手がその日最後の4級の登りの前でフラッポルティに追いつき、引き離しました。 続く雨で濡れた下りでは、マテイ・モホリッチが巧みなバイクの操作技術を見せつけてヴィッレッラを引き離すも、残り約20km地点でニコ・デンツに追いつかれます。ゴールまで残すところ11km、この2名の選手は巧みに協力し合い、他の追走選手を寄せ付けません。
そしてマテイ・モホリッチとデンツは、残り1kmでようやく駆け引きを開始。モホリッチが先頭を走り、一度スピードをやや緩め、そこから加速して優勝しました。彼にとって、これは今シーズン2度目の勝利です。エステバン・チャベスは25分以上の差をつけられトップ10から脱落、ドメニコ・ポッツォヴィーヴォは順位を1つ上げて、総合4位となっています。

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