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2018年3月15日
株式会社ミヤタサイクル

Yukiya Arashiro wins the Tour de Taiwan

バーレーン・メリダ・プロサイクリングチームは、ティレーノ-アドリアティコのステージレースでこそ優勝を逃しましたが、チームから2名の選手がツールド台湾に挑みました。日本の新城幸也は、ステージ表彰台を2度獲得し、総合優勝に輝きました。

今年のツールド台湾は、UCI アジアツアーに組み込まれ、そのステージレースのコンセプトはやや変更されています。大都市近辺で周回レースをする代わりに、観光客のためゴールを景色の素晴らしい場所に移しました。これはつまり、より多くの体力が求められるコースとなり、ほぼ平坦な3ステージと起伏のある2ステージでは興味深いレース展開が期待されました。バーレーン・メリダ・プロサイクリングチームからは台湾のフェン・チュンカイと日本の新城幸也の2名が、それぞれのナショナルチームカラーのジャージを着てこのレースに参戦。新城幸也を、日本チームの宇都宮ブリッツェンから雨澤毅明、小野寺玲、鈴木龍の3名がサポート、彼ら全員が、MERIDAのロードバイクでツールド台湾の全5ステージを戦いました。

レース最初の2日間は、新城幸也がレースで最も過酷なこれら2ステージを控えめに走り体力を温存。この作戦が功を奏し、新城はフィニッシュラインに向かう丘越えのスプリントで最速をマークしました。彼は第3ステージ最後のスプリントで2位を獲得、その翌日には観光地として人気の日月潭(台湾の湖)の湖畔に設けられたフィニッシュラインを3位で通過しました。これらの表彰台獲得でタイムボーナスを得た新城は、平坦なステージを1つ残した時点で総合1位となります。新城はこのステージで、チームメイトから素晴らしいサポートを受け、2位とのわずか2秒差を守り、総合優勝。ツールド台湾の表彰台の頂点に登り、MERIDAに大きな喜びをもたらしました。彼は日本のナショナルカラーのウェアでこのレースに参戦しましたが、これはバーレーン・メリダ・プロサイクリングチームにとって嬉しい活躍です。

イタリアで開催されたステージレース、ティレーノ-アドリアティコでは、赤、金、紺のMERIDAカラーを身にまとった選手たちの勢いが、振るいませんでした。ラムナス・ナヴァルダウスカス、カンスタンティン・シウトソウ、クリスティアン・コレンなどの強い選手たちがいるにもかかわらず、バーレーン・メリダ・プロサイクリングチームは最初のチームタイムトライアルで勝者に約50秒差をつけられました。2度の集団スプリントでは、ソニー・コルブレッリが良い位置に着けず、トップ5争いのタイミングを逃しました。2ステージのフィニッシュラインへ向かう上り坂は、ヴィンチェンツォ・ニーバリとドメニコ・ポッツォヴィーヴォには斜度が急すぎました。ドメニコは、唯一の山岳ステージでの勝者にわずか6秒差で負け、ニーバリはさらに20秒遅れでゴール。結果として、ニーバリはこのステージレースを総合11位で終え、ポッツォヴィーヴォは最後から2番目のステージ終盤で、集団の落車に巻き込まれてさらに50秒離され、総合14位となりました。

バーレーン・メリダ・プロサイクリングチームにはまだ次のチャンスがあります。来る日曜日にイタリアで行われる、2018年のサイクリングシーズンを最初に記念するミラノ-サンレモで、この好ましくない結果を埋め合わせられるかもしれません。このレースにチームから参戦するのは、ソニー・コルブレッリ、ハインリッヒ・ハウッスラー、クリスティアン・コレン、マテイ・モホリッチ、ヴィンチェンツォ・ニーバリ、フランコ・ペリツォッティ、ルカ・ピベルニクです。

Tour de Taiwan 2018
Overall standings

1. Yukiya Arashiro, JAP, in 16:50.28 hours
2. Jonathan Clarke, AUS, + 0.02
3. Jimmy Janssens, BEL, + 0.13

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