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2018年3月11日
株式会社ミヤタサイクル

Strong team performance at Paris-Nice

バーレーン・メリダ・プロサイクリングチームは、パリ-ニース・ステージレースで強豪に立ち向かいました。一連の力強い走りで、ゴルカ・イサギレは総合3位に入り、チーム別では優勝を飾りました。

今年のパリ-ニースは、太陽に向かうレースというそのニックネームにふさわしくないものでした。気温は低く雨まで降り、ライダーには過酷なレースとなりました。8日間にわたるレース後には、スタートした154人の選手のうち、78人のみが最終リザルトに載ることとなりました。バーレーン・メリダ・プロサイクリングチームは、ジョンとゴルカのイサギレ兄弟にリーダーの役割を分担させました。バスク人の彼らをサポートしたのは、マヌエーレ・ボアーロ、イバン・ガルシア、ハインリッヒ・ハウッスラー、アントニオ・ニーバリ、ルカ・ピベルニクといった面々。そして第1ステージ終盤、ゴルカ・イサギレは登りでのスプリントにわずか2ミリ差で負け、ステージ優勝を逃しました。

この状況の中で、マテイ・モホリッチは、自分の下りの技術を使いこなし、後方の追走集団から抜け出ました。彼は先頭グループに追いつき、さらには残り4km地点で他のライダーたちを置き去りにし、さらにゴールラインまでの平坦な3kmの間、そのリードを守りきりました。こうして23歳のスロベニア人は、バーレーン・メリダ・プロサイクリングチームのカラーリングをまとっての初勝利を祝いました。さらにはその後1時間も経たないうちに、チームは2つ目の勝利をごくわずかな差で逃します。パリ・ニースの第1ステージは石畳の上りで終わるのですが、集団がこの登りに入る前に一旦崩壊しました。そしてここで、イワン・ガルシア・コルティナが印象的かつ長い加速を行わなければ、Alexis Vuillermozは独走での勝利を収めていたかもしれません。ゴルカ・イサギレは、このフランス人を残り200メートル弱の距離から追撃し、あと少しでステージ優勝を飾れるところまで追い詰めました。レース審判は、ゴールでの写真を詳細に検討し、その結果Arnaud Démareが、2ミリの差で優勝したと判断しました。

チームはこの2位以外にも、好リザルトをいくつか獲得: 第2ステージでは、イバン・ガルシアが集団スプリントに加わり、10位でフィニッシュ。セイント・エティンヌでの個人タイムトライアルでは、ゴルカとジョンが同タイムでゴールし、5位と6位を獲得しました。アタックを仕掛けた選手が勝利した第3、5ステージでは、バーレーン・メリダ・プロサイクリングチームは、ライバル選手たちの集団でチームメイトをしっかりと守りました。この一丸となった全員の努力でイサギレ兄弟は、過酷な最終ステージで期待の持てる順位に着くことができました。しかしヴァンスに向かう途中での2人の走りは、思うようなものではなく、彼らが最後に仕掛けたアタックは、すぐさま立ち消えになりました。最終的に、このステージで勝ったルビー・モラードが逃げ切りました。

最後から2番目のステージは、スタミナと意欲が試されることになりました: 選手たちは海抜1500メートルのヴァルドゥブロールのラ・コルミアーヌへと登る中、雲の中に姿を消しました。残り3kmで、ジョン・イサギレが加速し、サイモン・イェーツと共に逃げました。さらに山を2km登ると、彼はイギリス人のサイモンに譲り、3位でゴール。それからわずか5秒後に、ゴルカ・イサギレが4位でゴールしました。2人はこの走りのおかげで、総合2位と3位に順位を上げました。バーレーン・メリダ・プロサイクリングチームは、ニースの奥地を走る短い最終ステージで最善を尽くしす。最初のスプリントを征したゴルカ・イサギレは、総合優勝までの差をさらに縮め、その日最後の長い登り坂では、イサギレ兄弟がイェーツに追いつきました。しかし残念なことに、2人は残り6km地点の濡れたコーナーで落車してしまいます。

この落車で、総合優勝を狙う計画が失敗に終わりました: イサギレ兄弟はなんとかライバル選手のいる集団に復帰するも、同胞のマーク・ソレルの総合優勝は阻止できなかったのです。ゴルカ・イサギレはこの名高いステージレースで総合3位を獲得し、ジョン・イサギレは4位で表彰台を逃しました。しかし、8日間を通したチーム全体の努力は、バーレーン・メリダ・プロサイクリングチームがチームクラスで優勝を飾るという形で報われました。

76. Paris-Nizza
Stage 7: Nice - Valdeblore la Colmiane, 175km

1. Simon Yates, GBR, in 5:02.52 hours
2. Dylan Teuns, BEL, + 0.08
3. Ion Izagirre, ESP/BAHRAIN MERIDA PRO CYCLING TEAM, st

Final overall standings

1. Marc Soler, ESP, in 30:22.41 hours
2. Simon Yates, GBR, + 0.04
3. Gorka Izagirre, ESP/BAHRAIN MERIDA PRO CYCLING TEAM, + 0.14
4. Ion Izagirre, ESP/BAHRAIN MERIDA PRO CYCLING TEAM, + 0.16

5. Tim Wellens, BEL, st

Team classification

1. BAHRAIN MERIDA PRO CYCLING TEAM, in 91:31.07 hours
2. Astana Pro Team, + 4.23
3. Mitchelton-Scott, + 6.14

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