2018年1月21日
株式会社ミヤタサイクル
Winning the Tour Down Under’s team classification
ツアー・ダウンアンダーを通し発揮された、BAHRAIN MERIDA PRO CYCLING TEAMのコンパクトなチームパフォーマンスは、2018年初となるワールドツアー レースで、チーム総合優勝を納めたことで実証されました。そしてチームはトップ5に入るリザルトなく、これを成し遂げました。チームのカレンダーに載る次のレースは、アルゼンチンでの《ブエルタ・ア・サンフアン・インテルナシオナル》です。
ここ数年、サイクリングシーズンは南半球から始まりまっています。あたかも写真に撮ったような夏の天候と良好な道路状況で、オーストラリア南部で行われるツアー・ダウンアンダーは、選手たちの復帰レースに最適です。しかし今年は摂氏40度を超える気温が続き、主催者は全6ステージのうち、1つを省略し、短くすることにしました。多くのチームが強力なスプリンターとサポートするライダーをレースに送りましたが、バーレーン・メリダ・プロサイクリングチームは、異なるやり方を選びました。
出場するのは、まずドメニコ・ポッツォヴィーヴォ、そしてゴルカ・イザギレとヨン・イザギレの2人の兄弟。3人ともがキャプテンになれる実力の持ち主で、全員がこれまでにツアー・ダウンアンダーで総合トップ10のリザルトを残しています。さらに彼ら3人は経験豊富な4名のライダー、ヴァレリオ・アニョーリ、新城幸也、マヌエーレ・ボアーロとラムナス・ナヴァルダウスカスによるサポートを得ます。
スプリントのスペシャリストが不在だったにもかかわらず、バーレーン・メリダ・プロサイクリングチームは、いくつものステージでトップ10となる結果を残しました:ラムナス・ナヴァルダウスカスは、第1ステージにてスプリントに加わり9位を獲得。そしてゴルカ・イザギレとドメニコ・ポッツォヴィーヴォは、第2ステージで7位と8位を獲得しています。さらにポッツォヴィーヴィは第4ステージでも7位を獲得。ウィルンガ・ヒル頂上ゴールとなる決定的なステージを前に、チームを先導する3名を、総合リーダーであったPeter Saganから14秒差以内に位置させます。
Richie Porteは、山頂での狭いゴールでその無敵さを証明しましたが、ゴルカ・イザギレはそのステージ優勝から10秒遅れ、そしてドメニコ・ポッツォヴィーヴォとヨン・イザギレはゴルカに4秒遅れという結果となりました。アデレードでの最終ステージでは、3人のチームキャプテンは一緒にゴール、16位〜18位となりました。
この集中的でコンパクトなチームのパフォーマンスにより、ゴルカ・イザギレは総合7位に、ヨン・イザギレは12位、そしてドメニコ・ポッツォヴィーヴォは14位となりました。さらに重要なのは、3人のライダーとサポート4名による強力なパフォーマンスで、バーレーン・メリダ・プロサイクリングチームは、ツアー・ダウンアンダーでのチーム総合優勝を、Demension DataとQuick Step Floorsを下し、成し遂げたこと。これは、赤・金・紺をまとったライダーによる最初の、そして大事な成功です。
次の日曜日から、アルゼンチンで開催される《ヴエルタ・ア・サンフアン・インテルナシオナル》に出場するライダーの選考が行われます。このレースは、短い個人タイムトライアル、3つの平坦なステージ、そして2つの山岳ステージと山頂ゴールの組み合わせです。ヴィンツェンツォ・ニバリが総合順位を狙うリーダーとして、そしてニッコロ・ボニファツィオが、スプリントライダーとして守られ走ります。彼らをサポートするのは、イヴァン・ガルシア・コルティナ、アントニオ・ニバリ、マーク・パデュン、そしてカンスタンティン・シウトソウとなります。
20th Santos Tour Down Under
Final team classification:
1. BAHRAIN MERIDA PRO CYCLING TEAM, in 60:11.50 hours
2. Dimension Data + 0.26
3. Quick-Step Floors, + 1.04