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2017年03月07日
株式会社ミヤタサイクル

Double Worldtour premiere in pouring rain

バーレーン・メリダ・プロ・サイクリングチームには、恐ろしいほどの悪天候の中だったパリ-ニースでのレースを、祝うにふさわしい理由がありました。第2ステージ終盤、ソニー・コルブレッリが平静を保ったまま、手強いライバルたちをスプリントで打ち負かしてゴールしたからです。これは、コルブレッリとチームの両者にとって初めてのワールドツアー優勝となりました。

アルゼンチンでラムーナス・ナヴァルダウスカスが、今シーズンの初優勝を飾ったあと、バーレーン・メリダ・プロ・サイクリングチームは好成績から遠ざかっていました。選手たちは表彰台やトップ5に何度も輝くも、2度目の優勝には届かぬままでした。この状況が、パリ-ニースのステージレースで突如変わったのでした。第1ステージは雨と強風のためまさに消耗戦となり、他の多くの選手同様、ダークブルー・レッド・ゴールドのウエアを着た選手たちには、祝う理由がありませんでした。第2ステージ開始直後、またしても強風と雨のため、プロトンはエシェロンへと分裂。平坦な高速スプリントでチームリーダーに指名されたニッコロ・ボニファツィオは、序盤でレースを放棄するほかありませんでした。

しかし、レース終了一時間前に複数の集団が再結成。ウェット路面の中を高速で185km走った後、第1プロトンがアミリーでの勝利をかけて全力疾走しました。ソニー・コルブレッリはバーレーン・メリダ・プロ・サイクリングチームの仲間たちに支えられ、前日のステージ勝者アルノー・デマルの後輪を巧みな操作で追いかけました。コルブレッリは、飛び出す瞬間を辛抱強く待ちました。
そしてついにその瞬間が訪れます。このイタリア人選手が先頭に飛び出したのち、ゴールを通過するまで誰も彼の前を走れませんでした。こうしてコルブレッリは、彼自身とチームにとって初となるワールドツアー優勝という感動的な1日を祝うことになったのです。パリ-ニースの残りのステージでは、チームは総合順位でリーダーに指名されているヨン・イサギレを守ることに専念します。

先週末はと言うと、バーレーン・メリダ・プロ・サイクリングチームの選手たちは好成績を逃しました。第11回ストラーデ・ビアンケでは、オンドレイ・シンクが良い意味で驚かせてくれました。プロマウンテンバイカーとしての経験が豊富なこの若いチェコ人選手は、トスカーナ州シエーナの未舗装のグラベル区間を18位でフィニッシュします。
その翌日、チームはGP ラルチャーノの終盤で果敢に攻めましたが、すでに登り終えた手強い選手たちの集団にわずかのところで追いつきませんでした。したがって、ジョヴァンニ・ヴィスコンティの15位がチーム最高位となりました。また過酷なパリ-ニースの第1ステージに関しては、ヨン・イサギレがチームで唯一、トップからそれほど離されずにゴールした選手でした。

75th Paris - Nice
2nd stage: Rochefort-en-Yvelines - Amilly, 195km

1. Sonny Colbrelli, ITA/BAHRAIN MERIDA PRO CYCLING TEAM, in 4:20.59 hours
2. John Degenkolb, GER, st
3. Arnaud Demare, FRA, st

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