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2016年06月04日
株式会社ミヤタサイクル

ツアー・オブ・ジャパン2016 第7ステージ伊豆 新城幸也が復活のステージ優勝

厳しいコースで総合の入れ替わる可能性のある最終決戦が伊豆ステージ。6月4日(土)、静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで第7ステージが行なわれた。コースは5kmサーキットと競輪学校を含む園内外の道路をつないだ1周12.2kmで、これを10周する122.0km。上りと下りしかなく総標高差は3750mに達する山岳ステージ。好天の続く大会7日目は20,200人の観客を集めた。

レースは1周目から速いペースで進み約30名で2周目へ。ここから3名が抜け出し後続に最大3分のタイム差をつける。先頭には個人総合3番手のミルサマ・ポルセイェディゴラコール(タブリーズシャハルダリ)が入る。後続集団はチームで単独となったリーダーのオスカル・プジョル(チーム右京)自身が先頭を引く。

後半に入り後続は総合2位のマルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム)のアシストのためジャイ・クロフォード(同)が牽引に加わり最終周回に3人の逃げを吸収する。そしてラスト600mで新城幸也(ランプレ・メリダ)がアタックして先行し、後続に2秒差をつけてステージ優勝。

ステージ優勝した新城は2月12日にレース中の落車で大腿骨骨折の大けがを負っていた。わずか4か月弱でのこの結果は完全復活を証明するもの。「今日はレッドゾーン手前で走り続け、アタックのかからない速い展開が自分向きでした。今日の結果でチームへいい報告ができます。このままツール・ド・フランスのセレクションそしてリオオリンピックまで、いい1年になれればと思います」と喜びを語る。

アシスト陣がいない中で孤軍奮闘しリーダーを守ったプジョルは「今日は人生で一番ハードな日でした。途中でパニックになったこともありましたが、総合2位の選手がいるキナンサイクリングチームが協力してくれて逃げを吸収でき、ジャージを守ることができました」とコメント。

翌日は大会最終日第8ステージ東京。上位陣のタイム差はあるが、チームの陣容やそれぞれの思惑が絡み合い予断を許さないステージになりそうだ。

ツアー・オブ・ジャパン2016
第7ステージ伊豆 122.0km  >> リザルト【PDF】

1. 新城幸也(ランプレ・メリダ)3時間27分00秒
2.キャメロン・バイリー(アタック・チームガスト)+02秒
3.ダニエルアレクサンデル・ハラミリョ(ユナイテッドヘルスケアプロフェッショナルCT)+05秒

個人総合順位 第7ステージ終了時点

1.オスカル・プジョル(チーム右京)17時間04分49秒
2.マルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム)+1分05秒
3.ミルサマ・ポルセイェディゴラコール(タブリーズシャハルダリ)+1分08秒

個人総合ポイント順位 第7ステージ終了時点

1.アンソニー・ジャコッポ(アヴァンティアイソウェイスポーツ)67ポイント

個人総合山岳順位 第7ステージ終了時点

1.ミルサマ・ポルセイェディゴラコール(タブリーズシャハルダリ)23ポイント

チーム総合順位 第7ステージ終了時点

1.タブリーズシャハルダリ 51時間22分37秒

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