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2016年04月13日
株式会社ミヤタサイクル

Gunn-Rita Dahle Flesjå wins in South Tyrol

MULTIVAN MERIDA BIKING TEAMのアスリートたちは、先週末、2つのレースを戦いました。オンドレイ・チンク、ホセ・ヘルミダ、トーマス・リッシャー、ジュリアン・シェルブはゼッキンゲンでのMTB ブンデスリーガ・レースに参戦。一方ガン・リタ・ダール・フレショは、ナッレスでのイタリア・クロスカントリー・シリーズ第3戦に参戦し、最高の形でレースに優勝しました。

今シーズン始めに、ノルウェー出身のガン・リタ・ダール・フレショはキプロスで優勝し、自信を高めていました。彼女のライバルたちはナッレスで開催された国際イタリア・クロスカントリー・シリーズ第3戦で、これを直接体験することとなったのです。

開始から、MULTIVAN MERIDA BIKING TEAMライダーのガン・リタは、ほとんど意のままにレースを支配し、リードを常に広げ、2位のオーストリア出身エリザベス・オスルに5分半もの差をつけて優勝しました。ガン・リタ・ダール・フレショはレースでの走りを、こう振り返ります。

「ワールドカップや選手権大会といった大きなレースで表彰台を狙うには、速いスタートが大切なので、今日はスタート直後から全力で攻めました。最終ラップはエネルギーを節約して、少し楽に走ってもいましたよ」。

ゼッキンゲンで行われたMTBブンデスリーガ・レースでは、MULTIVAN MERIDA BIKING TEAMの男子陣は不調に終わりました。このレースのスタートリストには、ワールドカップ並みの顔ぶれが揃っていました。

中には、状況に翻弄されたライダーもいたようです。ジュリアン・シェルブは、昨年から続く花粉症に悩んでいました。それでもスタートし、しばらくの間は好調なペースで走っていましたが、レース残り3分の1で大幅にスピードを落とさなければならなくなりました。

トーマス・リッシャーのレースはたった数秒後に台無しとなりました。目の前で落車が発生して、進路を塞がれ、追う立場となったためです。すぐに順位を上げていったかのように見えましたが、トップ10争いでペースが上がると、リッシャーの体力もそこで尽きました。勇敢に戦い、レースを18位で終えました。

ホセ・ヘルミダは呼吸器官の問題を訴え、今シーズンすでに表彰台を獲得したレベルでの走行が出来ませんでした。「ワールドカップ開幕はすぐそこまで迫っていて、すべてのライダーがコンディションを万全に整えています。私は体調万全とは言えない中で全力を尽くしましたが、トップ10入りを果たすには不十分だったようです」と、17位でレースを終えたヘルミダはコメントしました。

ゼッキンゲンでトップ10を一時的に走ったMULTIVAN MERIDA BIKING TEAMのライダーは、オンドレイ・チンクだけとなりました。レース後半、最終2周回が、とても高速なレース展開となったためでした。「でも、その2周回で大きな犠牲を払わねばならず、先週のリベラでのレースのように、脚が攣ってしまいました。最速のペースでレース全体を走れるレベルまで戻るには、もう少し時間が掛かりそうです」と、最終ラップで9位から14位に順位を落とした理由を、チンクは説明しました。

国際イタリア・クロスカントリー・シリーズ第3戦
Women:

1. Gunn-Rita Dahle Flesja, NOR/MULTIVAN MERIDA BIKING TEAM, in 1:44.57 hours
2. Elisabeth Osl, AUT, + 5.41
3. Tanja Zakelj, SLO, + 6.50

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