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2016年03月02日
株式会社ミヤタサイクル

One-two punch from Gunn-Rita Dahle Flesjå on Cyprus

キプロスで行われた『Afxentiaステージレース』にて、MULTIVAN MERIDA BIKING TEAMは、ガン・リタ・ダール・フレショを大きく称えました。この最終第4ステージの優勝者として、そしてレースの総合優勝者として。男子レースでは、ホセ・エルミダが総合6位に入っています。

キプロス共和国で行われた『キプロス サンシャインカップ Afxentiaステージレース』。その序盤、MULTIVAN MERIDA BIKING TEAMの勢いは、全く順調であるようには見えませんでした。

オンドレイ・チンク、トーマス・リッシャー、ジュリアン・シェルブのチーム員は全員、レースの前週にひいた風邪が治りきっておらず、全力でトレーニングできなかったからです。そのため、チームマネージャーのファビアン・オストの、このレースへの期待値も、あまり高いものではありませんでした。

しかしトレーニング不足にも関わらず、オンドレイ・チンクは、第1ステージでの個人タイムトライアルで、11位という結果を残します。そして女子では、ガン・リタ・ダール・フレショが、6位をマーク。

第2ステージは、シーズン最初となる、長いポイント トゥ ポイントのレースとなりました。ホセ・エルミダは男子レースのゴールラインを9位でくぐります。一方、ガン・リタは、このコースの長い登りセクションで脚の不調を訴え、ペダルを思い通りに踏めない悔しさを噛みしめています。そこで彼女は、下りでブレーキを極力かけないという戦法を取り、4位にまで浮上しました。

そして次の日、最長となるポイント トゥ ポイントの第3ステージ。男子レース、ホセ・エルミダはこの日、MULTIVAN MERIDA BIKING TEAMでは唯一、先頭を追う第2集団に位置しています。エルミダは、3位争いのスプリントには加わらず、この日を11位で終えます。

女子レースでのガン・リタ・ダール・フレショは、前日とほぼ同じような状況にありました。長い登りで彼女はライバルを追うことができませんでしたが、しかし下りセクションでの目覚ましいスピードが功を奏し、2位から10秒差の3位でゴール。

最終ステージのMacherasでは、クロスカントリー レースが行われます。ホセ・エルミダはこの日、前日と同じ11位でレースを終え、総合では6位という結果を残しました。ガン・リタ・ダール・フレショは、総合トップから2分55秒遅れでのスタート。しかしそこから、彼女は本当の強さを見せつけることになります。

スタート後の1周目でトップとの差を1分縮めることに成功した彼女はその後、持てる力をすべて振り絞ります。周回を追うごとにダール・フレショは2位との差を広げ、コース脇から正確なタイム差の報告を受けました。そのスピード差はコース外から見ていても明らかなほどでした。

最終周回に入ったときには、彼女はすでに見かけ上の総合リーダーとなっており、その状況はゴールまで変わりませんでした。それに加えて、2位に2分以上の差をつけ優勝、同時に総合優勝も奪い取りました。

ダール・フレショはレース後に、こう述べます。

『ポイント トゥ ポイント ステージでの長い登りは、私の得意なスタイルではありませんでしたが、日を追うごとに自分の調子が上がっていくのを感じていました。
そして夫のケネスが、レース中にずっとトップとの差を伝えてくれていたので、私は心置きなく走れました。ステージ優勝だけでなく、総合優勝もできるほどに、全力で。
ええ、今、私はとても幸せです!』

キプロス サンシャインカップ:Afxentiaステージレース
XCO Macheras、女子リザルト

1. Gunn-Rita Dahle Flesjå, NOR/MULTIVAN MERIDA BIKING TEAM, in 1:37.05 hours
2. Sabine Spitz, GER, + 2.04
3. Elisabeth Brandau, GER, + 2.13

Overall women:

1. Gunn-Rita Dahle Flesjå, NOR/MULTIVAN MERIDA BIKING TEAM, in 6:21.51 hours
2. Adelheid Morath, GER, + 0.38
3. Githa Michiels, BEL, + 3.52

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