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2015年2月23日
株式会社ミヤタサイクル

The third time is the charm

1DAYレースで有名なTrofeo Laigueglia は今年で52回目の開催となり、TEAM LAMPRE-MERIDAの Davide Cimolai 選手が優勝しました。チームにとって、3年連続勝利と輝かしい功績を残しました。また、南アフリカでは Tsgabu Grmay 選手が African Continental time trial championship で優勝し、中東では力強い走りで好成績を残しています。

Trofeo Laigueglia とはイタリアで開催される1DAYレースのシーズン開幕の象徴ともいわれている。チームは何度もこの大会に参加し、輝かしい功績を度々残してきた。 2013年に Filippo Pozzato 選手が優勝し、その翌年にはJosé Serpa 選手が勝利を収めた。今年の大会にも強力なメンバーを揃えてレースに臨んだ。 Przemyslaw Niemiec 選手とValerio Conti 選手にアップヒルを託し、Niccolo Bonifazio 選手と Davide Cimolai 選手を最終スプリント勝負に任せるなど巧みな戦略で見事レースを支配することに成功した。

レース序盤では4人のアタックグループにレースの主導権を奪われるシーンもあったが、最高で5分差のギャップが発生したが、レース残り40キロ地点でメイングループに吸収されてしまった。チームはこのタイミングをうまく見計らい、迫りくるアタックを回避しつつレースの主導権を奪いとった。 ゴール目前ではCimolai 選手がライバル選手たちを力強いスプリントで振り払い、チームに輝かしい功績を残すことに成功した。彼にとってエリート部門での初勝利となった。

この大会の一週間前には、チームに今年から新規加入したGrmay 選手が African Continental championships で期待通りの走りをみせてくれた。48キロの個人タイムトライアルでは、MERIDA WARP TT で挑みながら、エチオピア人初となる偉業を達成した。その3日後にもロードレースを5位でゴールし、チームタイムトライアルでは3位入賞する輝かしい功績を残した。このレース結果のおかげで、TEAM LAMPRE-MERIDAはリオデジャネイロ・オリンピック 2016 のロードレースとタイムトライアルの出場枠に一歩前進した。Grmay 選手の勝利はチームにとって今シーズン初勝利となり、今後のレースに期待できる。

中東でのレースは思うような結果を出せないままチームにとって厳しいレース展開の場面が多数みられた。Tour of Qatarでは強風や砂嵐の影響で各ステージの難易度が上がり、プロトンが多数のグループに分かれる場面もあった。そんな厳しいレース環境のなかで、Sacha Modolo 選手が10位でのゴールが精一杯となった。しかし、シートタイムトライアルでは Pozzato 選手とPlaza 選手ともに素晴らしい走りをみせてくれた。 Tour of Oman ではPozzato 選手が第2ステージを4位でゴールし、Modolo 選手が第1ステージを9位と、第3ステージを6位でゴールするなど、徐々にペースを上げている。

52nd Trofeo Laigueglia: Laigueglia - Laigueglia (191.8km)

1. Davide Cimolai, ITA/TEAM LAMPRE-MERIDA, in 4:53.47 hours
2. Francesco Gavazzi, ITA, st
3. Alexey Tsatevich, RUS, st

African Championships, Individual Time Trial: Wartburg/RSA (48km)

1. Tsgaby Grmay, ETH/TEAM LAMPRE-MERIDA, in 1:03.05 hours
2. Daniel Teklehaimanot, ER, + 0.17
3. Reinardt Janse van Rensburg, RSA, + 0.37

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