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2014年3月7日
株式会社ミヤタサイクル

ディエゴ・ウリッシ選手GP カマイオーレで優勝

ロードレースシーズンは3月から本格的に動き出す。GPチッタ・ディ・ルガーノで3位に輝いたディエゴ・ウリッシ選手がGPカマイオーレで見事優勝し、TEAM LAMPRE-MERIDA にとって7度目の優勝となった。

今回で68回目となるルガーノ地区で開催されたGPチッタ・ディ・ルガーノはTEAM LAMPRE-MERIDA は未だ優勝したことがないレースであった。巧妙な戦略のもとに選手たちは最後まで良い戦いをみせてくれた。レースが開始した直後に5人の逃げグループが出来てレースを引っ張った、逃げグループを最後の50キロ地点で吸収するためにTEAM LAMPRE-MERIDAが先頭でスピードをあげた。この結果、メイングループを15人まで絞り込むことに成功した。しかし、スプリント勝負になったときにディエゴ・ウリッシ選手が加速するタイミングを逃してしまい結果3位でゴールし、ダミアーノ・クネゴ選手が4位に続いた。

TEAM LAMPRE-MERIDA の選手たちがGPチッタ・ディ・ルガーノで味わった悔しさを胸に GPカマイオーレに向けて闘志を燃やしていた。コースはモンテ・ピトロの上り坂を6つクリアしなければならず、レース前半で4人の選手たちがプロトンを引き離す場面もあったが、モンテ・ピトロの最後の上り坂の前で呼び戻された。他チームがレースを引っ張っていく姿を観察していたTEAM LAMPRE-MERIDA の選手たちは、プロトンの中で息を潜めながらチャンスを常にうかがっていた。そこで、セカンド・ラスト・ラップでプロトンの先頭に立ち、ファイナルラップでは見事に集団の先頭にいた。

モンテ・ピトロの最後の上り坂でマヌエーレ・モーリ選手とディエゴ・ウリッシ選手がメイングループのペースを上げて、最初のアタックはヴィンチェンツォ・ニバリ選手が仕掛けたがすぐに潰されてしまった。そこで、ジュリアン・アレドンド選手が加速し、ディエゴ・ウリッシ選手だけがあとを追った。上り坂の途中で、マッテオ・モンタグティ選手とサイモン・クラーク選手が2人に追いつき、このトップ4人は後ろの集団に6秒差をつけて坂を上りきった。ゴールまでの残り11キロ地点はほぼ下り坂のコースになっており、プロトンはこのギャップを縮めることはできず、4人だけの勝負となった。

この勝負の行方はディエゴ・ウリッシ選手に軍配が上がり、去年は2位でゴールしていた経験をもとに、優勝するためにはスプリントのタイミングが勝負の行方を決めると確信していた。ディエゴ・ウリッシ選手にとって、ツアーダウンアンダーで勝利してから今季2度目の優勝となった。また、TEAM LAMPRE-MERIDA は、まだ2014シーズンが始まったばかりにもかかわらず7度目の勝利を飾った。チームが出場する次のレースはイタリアで開催される1DAYレースの ストラーデ・ビアンケとローマ・マキシマであり、パリ-ニースのステージレースではワールド・チャンピオンのルイ・コスタ選手がチームリーダーを務めることが決まっている。

68th GP Città di Lugano, 169.4km

1. Mauro Finetto, ITA, in 4:12.14 hours
2. Sonny Colbrelli, ITA, st
3. Diego Ulissi, ITA/TEAM LAMPRE-MERIDA, st
4. Damiano Cunego, ITA/TEAM LAMPRE-MERIDA, st
5. Jérome Pineau, FRA, st

65th GP Camaiore, 186km

1. Diego Ulissi, ITA/TEAM LAMPRE-MERIDA, in 4:18.37 hours
2. Matteo Montaguti, ITA, st
3. Julian Arredondo, COL, st
4. Simon Clarke, AUS, st
5. Sonny Colbrelli, ITA, + 0.03

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