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『TEAM ユキヤ通信 2024 №031』 7 June 2024 Kazakhstan ーAsian Continental Championships 2024 ー ー第43回 アジア選手権ロードレースー

昨年のアジア選手権3位でフィニッシュした新城選手
Photo Miwa IIJIMA
新城幸也選手の出場レースをお伝えいたします。
6月5日から12日まで8日間、カザフスタン南東部都市アルマトイで開催されております
『第43回UCIアジア選手権ロードレース』に、日本代表として出場いたします。
アジア選手権の舞台となっているのは、カザフスタン最大の都市でありキルギスタンや
中国との国境にほど近いアルマトイ。新城選手は初めてのカザフスタン入国です。
先月12日にハンガリーでレースを終えた新城は約10日間のバカンス(休息)を取り、身体の
回復に努めていましたが、当初、新城選手が予定していたレースではなくアジア選手権への出場が
決まってからは、ミケーレ・バルトリコーチと、コースの分析をしながら、タイムトライアルと
ロードレース両方のトレーニングを積み、コンディションを上げ6日にカザフスタンへ向け出発
しています。
今年の日本チームは JCLチーム右京所属の小石祐馬選手、山本大喜選手、そして新城選手の3名。
新城選手は6月9日に行われる個人タイムトライアル、6月12日に行われるロードレースの2種目に
出場いたします。
昨年はカザフスタンのワンツーフィニッシュを許したものの、意地をみせ3位に食い込み
パリオリンピックの出場枠、1枠を獲得した新城選手
パリオリンピックの出場枠、1枠を獲得した新城選手
Photo Miwa IIJIMA
以下、新城選手のコメントです。
「意外にも、初めてのカザフスタン!
アジア選手権がカザフスタンに決まってから、
アスタナ・カザクスタンチームの選手たちから、
『アジア選手権に来るのか?』と毎レースで聞かれて
いたので、自国開催でのカザフスタンの気合いを、
ひしひしと感じていました。
昨年は1位、2位をカザフスタンにとられてしまって、
アジア大会でも強さを見せつけられている。
出走人数は1ヵ国マックスの5人ですが、今年の日本は
3人での出走と数的不利もあるし、アジア各国のレベルも
毎年、上がってきて来ていることを実感しているので、
簡単なレースではない。
しかし、出場するからにはレース展開に可能性を見出し、
小石、山本と協力して、久しぶりのアジア選手権優勝を
日本にもたらしたいと思う。
先ずは9日の個人タイムトライアルがある。
コースプロフィール上では行って帰ってくる1本道の
平坦基調なコース。
カザフスタンの連覇を止められるように、頑張ります!』