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TEAM YUKIYA BLOGユキヤ通信

『TEAM ユキヤ通信 2024 №022』 18 April 2024 Belgium ー110thLiège-Bastogne-Liège(1.UWT)»Liège›Liège(254.5km)ー

チームメイトらとブイトラゴを守りながら走る前方をキープする新城選手
Photo Cor Vos
 4月21日㈰ベルギー南部のワロンヌ地域で開催されましたUCIワールドツアー1dayレース

Liège – Bastogne – Liège(リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ)』に出場いたしました

新城選手の結果とコメントをお伝えいたします。

 アルデンヌクラシック3連戦の最期を締めくくるこのレースは1892年から行われている最も
歴史あるワンデイレースで、別名は最古参という意味の「ラ・ドワイエンヌ」と呼ばれており、
春のクラシックシーズンの最後を締めくくる格式あるモニュメント

コースはワロン地方独特の丘陵地帯のアップダウンが延々と続き、ほぼ平坦がなく獲得標高は

4500mに達する254kmの長丁場。

 今日も天気は味方してくれることなく、気温2℃雪が交じる雨という凍える寒さの中でレースは

スタート。

 新城選手は序盤から集団前方で昨年3位のサンティアゴ・ブイトラゴ(コロンビア)やペイヨ・ビルバオ(スペイン)のサポートをしながらの走りに徹していました。


カメラに笑顔を見せる新城選手
Photo Cor Vos

97km地点、集団内で大きな落車が発生し集団が分断。新城選手は間一髪の落車を免れましたが

多くの選手が足止めを余儀なくされ、2つに分かれた集団はペースアップした前方の集団を

追わなければいけないという不利な状況に。

新城選手は落車に巻き込まれていたペイヨ・ビルバオの復帰を待ち、前の集団を追いかけます。

他チームのエースや有力選手たちも多く含まれる第2集団はペースを上げるメイン集団に

1分以上のタイム差を付けられますが、取り残されたチームのアシストの意地の追い上げで

残り80km地点で先頭集団に追いつきます。

新城選手ら、追いつくために力を尽くした選手たちが遅れ、この時点で人数が絞られます。

このころには晴れ間が見られるまで天候は回復し、各チームのエースたちがアタック合戦の中、

3位争いの集団で粘ったペイヨ・ビルバオ(スペイン)が9位に入り、新城選手はエースのために力を出し切り、リタイアでアルデンヌクラシックを終えました。

序盤から集団の先頭で走る新城選手                        
Photo Cor Vos 
 
以下、新城選手のコメントです。
『ブイトラゴ、ビルバオ、ティベリ、プールスと強力な
クライマー4人を151kmから始まる、狭い道幅のアップ
ダウン区間を良いポジションで入ることが今日のポイント
だったので、その為に残りの3人で働いた。
しかし運が悪く、落車で集団分裂。
ビルバオが巻き込まれたので、出来る限りメイン集団の
近くまで引き上げて、自分は集団から遅れた。
振り返れば、後ろにはまだ大きな集団がいたし、そこで力を
使いきるべきだったのか解らないけど。
最善は落車に巻き込まれないポジションにペイヨを運ぶべき
だったと、反省してる。

これにて、シーズン前半戦は一段落した。
少し休みを入れて、先ずは身体とメンタルをリセットして、
その後、後半戦に向けてまた準備して行きたい。

日本でもライブ放送があったのに、良いところを魅せられず
残念だった。
応援ありがとうございました!』

 次の出場レースにつきましては、改めてお伝えいたします。

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