TEAM YUKIYA BLOGユキヤ通信
『TEAM ユキヤ通信 2024 №021』 17 April 2024 ー88th La Flèche Wallonne(1.UWT) » Charleroi › Huy (198.6km)ー

Photo Cor Vos
4月17日㈬ベルギーワロンヌ地域を舞台に開催されましたUCIワールドツアー1dayレース、
『ラ・フレーシュ・ワロンヌ』に出場いたしました新城選手の結果とコメントをお伝えいたします。
先日のアムステルゴールドレースに続く、アルデンヌクラシック2戦目となるこのレース。
今年のコースは、激坂登坂大会などといわれる由縁となっている、フィニッシュ地点の名物
“ユイの壁”(全長1.3km、平均勾配9.6%、最大勾配26%)を通過する32.6kmのサーキットを4周回。
これまでより1回多くユイの壁をよじ登らなければならないという198.6km。

観客も傘が手放せない天気となった
Photo Cor Vos
7年ぶりの出場となる新城選手が一番懸念していた天候は、スタートから一桁の気温に冷たい風が
吹き付け、レース中盤から冷たい雪交じりの雨が選手の体を打ち付け、体温を奪っていくという
最悪な状況での過酷なレースとなりました。
チームはアムステルゴールドレースで好調な走りを見せたペイヨ・ビルバオ(スペイン)と激坂を
得意とするサンティアゴ・ブイトラゴ(コロンビア)をエースに上位を目指座しましたが、175名が
スタートし完走者は44名というまれにみる厳しいレースとなる中、ペイヨ・ビルバオ、新城ら6名がリタイアという結果に終わりました。
ただ一人完走したサンティアゴ・ブイトラゴが5位に入る健闘を見せ、昨年3位に入っている、
アルデンヌクラシック最終戦、20日㈰のリエージュ~バストーニュ~リエージュに望みを繋ぎます。

スタートポディウムで紹介される新城選手
Photo Cor Vos
以下、新城選手のコメントです
『今日は全く良いところなく、終わってしまった。
スタートから寒く10℃を下回ってたが、周回に
入ったと同時に雪が降りだして0℃に。
寒さに身体が上手く対応出来ずに、第1集団から置いて
行かれ、第2集団にも着いて行くことが出来ずに終わった。
サンティアゴは1人で5位と奮闘してくれた。
今日は使えなかったエネルギーを日曜のリエージュに注ぎ込みたいと思う』
新城選手の次のレースは4月20日㈰『リエージュ~バストーニュ~リエージュ』です。