TEAM YUKIYA BLOGユキヤ通信
『TEAM ユキヤ通信 2024 №015』 3 April 2024 Basque Spain ー63rd Itzulia Basque Country(2.UWT)Stage 3»Ezpeleta›Altsasu(190.9km)ー
レース中カメラに笑顔を見せる新城選手
Photo Sprint Cycling
スペイン・バスク州で開催中のステージレース『イツリア・バスクカントリー(UCIワールドツアー)』
第3ステージの新城選手の結果とコメントをお伝えいたします。
第3ステージもフランスのピレネー・アトランティック県にある唐辛子でも有名なエスプレットからスタートし南下、スペインに入り、内陸のアルサケスでフィニッシュ。
ニュートラルゾーンを含むスタート直後から登りが連続し、カテゴリーの付く6か所の山岳ポイントが設定されている190kmの長丁場。
天気は風が強いものの、一日中晴れの穏やかな天気。天気とは裏腹にレースは激しいアタック合戦から始まり、終盤に逃げが吸収されてからも、集団はさらに加速し、再びアタック合戦の応酬となる中、リーダージャージのプリモッシュ・ログリッチ(ボーラ・ハンスグローエ)が落車し、集団はペースダウン。
その後はスプリントに向けて激しいポジション争いの中、新城選手も最前列でアシスト。
集団スプリントでなんとチームの伏兵、若手のエドアルド・ザンバニーニ(イタリア)が2位、スプリントを託されていたニキアス・アルント(ドイツ)が5位に入りました。
新城は最終局面でのアシストをこなしながらトップと同タイムの57位でフィニッシュしています。
チームメイトとともにで山岳を超えていく新城選手
Photo Miwa IIJIMA
以下、新城選手のコメントです。
『今日もニキアス(アルント)のスプリントでステージ狙い、
ペイヨ(ビルバオ)のタイムを失わないのがチーム目標。
8kmの登りがスタートという、苦手なスタートだったが、
昨日よりも調子良く、集団で越えることが出来た。
しかし、登りでも逃げがなかなか出来なくて、50kmくらいの
アタック合戦でようやく、今日の逃げが決まった。
その中に総合から1分少々のタイム差の選手がいた為、総合リーダー
チームのボーラが集団牽引。
集団が絞られるであろう、151km地点から始まる登りに備えた。
しかし、登り手前でリーダーのプリモッシュが落車した為に、
少しペースの落ち着いた集団に留まることが出来、フィニッシュで
ニキアスのステージ狙って、皆でアシスト。
結果は意外にも若手のザンバニーニが2位!
ニキアスも5位と良い結果となった。
今日は昨日よりも良く走れた。
あと3日間、よりバスクらしいコースプロフィールになっていくので、
気を引き締めて頑張りたい。』