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『TEAM ユキヤ通信 2023 №39』 27May Italy ー 106th Giro d’Italia(2.UWT)Stage 20 (ITT) » Tarvisio > Monte Lussari(18.6km)ー
大観衆の声援を背にフィニッシュしてくる新城。タイムトライアルは日本チャンピオンではないので、ノーマルジャージでの出走となる
Photo By Miwa IIJIMA
ジロ・デ・イタリア第20ステージの新城選手の結果とコメントをお伝えいたします。
第20ステージは今大会3度目の個人タイムトライアル。序盤約10kmの平坦区間を走り、
そこからは、チームカーも通ることができない細い道をひたすら駆け上がる激坂での
個人タイムトライアルはまさに個々の力のぶつかり合いで、
マリア・ローザが決まるカギとなるステージでした。
バーレーンのエース、ダミアーノ・カルーゾ選手は中間タイムからトップタイムを更新し、
フィニッシュタイムでも暫定1位につけますが、その後スタートした総合上位3選手に更新され、
ステージ4位となり、総合上位もこのステージのタイムトライアルの結果と同じ結果となり、
ダミアーノ・カルーゾ選手は総合4位で第20ステージを終えました。
登りのタイムトライアルを苦手としている新城選手は116位でフィニッシュしています。
いよいよ明日はローマでの最終日。選手たちはチャーター機でレースの朝、ローマへ飛びます。
バーレーン・ビクトリアスはチーム総合1位をキープしたまま最終日を迎え、
ローマ市内に設定された周回コース126kmのショートステージ。
日本チャンピオンジャージでグランツールの最終日の表彰台に上るまで王手がかかりました。

Photo By Miwa IIJIMA
以下、新城選手のコメントです。
『かなりキツイ勾配の登りだったね、、、
最初の平坦10kmはタイムトライアルバイクで走り、
バイク交換をして登りパートは走った。(フロントギヤは52×36、リヤ11-34)
ヘルメットはスタートからノーマル。出来るだけ軽い装備で挑んだ。
しかし、登りタイムトライアルに向いて無いことを改めて感じた(苦笑)
それよりも、総合争いが面白かった。
走り終えて、ホテルのテレビでレースを観てたんだけど、
ダミアーノがもしかしたら、ステージ優勝か!?
というところから、次々と塗り替えられる総合上位勢のフィニッシュを
皆さんと同じように楽しんだよ(笑)
チームメイトのおかげでチーム総合首位も守った!!
明日はみんなで表彰台に立てる。もちろん、ジョナタンのスプリントジャージも!
さらに明日もステージ優勝目指して、頑張るよ~』