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『TEAM ユキヤ通信 2023 №38』 26May Italy ー 106th Giro d’Italia(2.UWT)Stage19»Longarone › Tre Cime di Lavaredo(183km)ー
マリア・チクラミーノのジョナサン・ミランを守り抜いたバーレーンの選手たちの
最後の山岳ロードレースでのフィニッシュ
Photo Miwa IIJIMA
ジロ・デ・イタリア第19ステージの新城選手の結果とコメントをお伝えいたします。
第19ステージはバーレーン・ヴィクトリアスサンティアゴ・ブイトラゴ選手(コロンビア)が
難易度5つ星、最高難度の過酷な山岳ステージを逃げ切り優勝という、うれしいニュースがお伝えできます。
ドロミテ山脈の中を縫うように、中盤の2級から始まり、下ってはまた次の1級山岳、続けて
1級、2級、フィニッシュは1級山頂と5つの山岳を超える183km。今大会最後の山岳ロードレース。
逃げに成功したサンティアゴ・ブイトラゴ選手は登坂力を活かし、最後は独走優勝で今大会チームに2つ目の勝利をもたらしました。
また、スプリントジャージ(マリア・チクラミーノ)のジョナサン・ミラン選手(イタリア)はここにきてスタート前に体調不良に見舞われましたが、新城選手をはじめ、チームメイトが何とか制限時間内にジョナサン・ミラン選手をフィニッシュに運びジャージをキープしています。
新城選手はジョナサン・ミラン選手を守り抜いたチームメイトとともに119位で無事にフィニッシュしています。
明日は激坂での個人タイムトライアル。いよいよ残すは2ステージとなり、現在エースのダミアーノ・カルーゾ選手(イタリア)は総合4位。そして、チーム総合は1位をキープしています。
第19ステージのスタートポディウムでシンボルトロフィーと新城選手
Photo Miwa IIJIMA
以下、新城選手のコメントです。
『第19ステージは色々な物語が多すぎるステージとなった。
実は朝からジョナタンの調子がいまいちで、今日は彼を制限時間内にフィニッシュさせることが任務。
スタート時点ではチームの状態は最高ではなかったが、レースが終わると全てが上手く行っていた。
サンティアゴがステージ優勝!ダミアーノが総合4位に再浮上!
ジョナタンは最悪なコンディションの中、1日苦しんで制限時間内にゴール出来た。
チーム総合も暫定1位のまま。これ以上の事はないだろうね!
自分自身も序盤からグルペットで前の集団とのタイム差を気に
しながら、走るのは精神的に疲れた。今は達成感しかないよ。
ジロが終わるまであと2ステージ。登りタイムトライアルは好きじゃない
けど、ペース落とさないように、集中して走らないとね!』
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