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『TEAM ユキヤ通信 2023 №36』 24May Italy ー 106th Giro d’Italia(2.UWT)Stage17» Pergine Valsugana › Caorle(197km)ー

第17ステージを笑顔でスタートしていく新城
Photo Miwa IIJIMA
ジロ・デ・イタリア第17ステージの新城選手の結果とコメントをお伝えいたします。
第17ステージはアドリア海の海岸線に向かって下り基調の平坦ステージ。これまで厳しい
山岳を制限時間と闘いながら超えてきたスプリンターにとっては、久しぶりの出番となる
197kmのステージ。
この日も、途中スコールに見舞われますが、これまでの大雨のステージを考えれば『晴れ』と
いえるステージでした。
バーレーンは、ジョナタン・ミラン(イタリア)のスプリントジャージを確実なものにするため、ステージ優勝を狙ってレースの主導権を握るため、新城選手らが集団の先頭を牽引し、スプリントのエース、ジョナタンをサポートします。
その働きに応え、ミランは写真判定に持ち込まれるほど僅差で惜しくも2位でしたが、マリア・
チクラミーノを確実なものへと引き寄せました。
新城選手は122位でフィニッシュし、現在の総合成績は128人中、127位とブービー賞の位置にいます。
しかし、今回の新城選手にとって順位は全く気にすることではなく、一つでも多くのステージで
チームのために働くことができるように、完走することが最終目的となっています。

マリア・チクラミーノのジョナタン・ミランの前を走る新城選手
Photo Sprint Cycling
以下、新城選手のコメントです。
『ジョニー(ミラン)が写真判定で惜しくも2位となった。
悔しいがしょうがないよね、これがレースだから。
1日を通して、集団牽引していたのでチームは良い状態で
集団で過ごす事が出来たと思う。向かい風が多かったしね。
明日から始まる山岳の2日間に向けてチームの総合上位勢
ダミアーノ、サンティアゴ、ジャックにとっては回復日に
なったかな。
ステージ優勝にはならなかったが、スプリントジャージを
誰にも奪われないポイント差になったと思うので、良しと
考えた方が良いね!
実質、あと2ステージがこのジロで最も大事なステージ!』