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『TEAM ユキヤ通信 2023 №35』 23May Italy ー106th Giro d’Italia (2.UWT)Stage 16 Sabbio Chiese › Monte Bondone(203km)ー

マリア・チクラミーノのミランを無事山頂フィニッシュまで運んだ新城選手
Photo Miwa IIJIMA
ジロ・デ・イタリア第16ステージの新城選手の結果とコメントをお伝えいたします。
第16ステージは最終週の始まりを告げる難易度5星のステージ。ガルダ湖のほとりに沿って
約60kmの平坦平坦区間を走り、いきなりの1級山岳から続けざまに3級、2級、2級そして最後は
1級山岳モンテ・ボンドーネ峠の山頂フィニッシュという203km。
スタートから晴れて気温も上がり、久しぶりにレインウエアーを着用しなくてよい一日になる
かと思いきや、フィニッシュ地点の山頂は雷雨に見舞われ、雨のフィニッシュとなりました。
そんな中でも新城選手は3週目の山場にして、体がグランツール仕様になって上がり調子で、
最後の2級山岳までメイングループでこなしていきます。
最後は体力を温存するため、スプリントジャージのジョナタン・ミラン(イタリア)をサポート
しつつ、102位でフィニッシュしています。
176人の選手がスタートしたジロ・デ・イタリアですが現時点で出走するのは128人となり、
グランツール史上最難易度といわれいてたコースに加え、連日の悪天候や新型コロナウイルスの
影響など、予想を上回る過酷なツアーとなってしまいました。
バーレーンはチーム総合1位を守り、エースのダミアーノ・カルーゾ(イタリア)は今日の山岳
ステージで総合4位にジャンプアップし、表彰台まであと一歩に近づき、ジョナタン・ミランは
マリア・チクラミーノを守っています。
ふたつめの2級山岳を上る新城選手
Photo Sprint Cycling
以下、新城選手のコメントです。
『6時間38分。今日走った時間。獲得標高5000m超えの
5500kj… 予告通りのきついステージだったね。
しかも良い天気でスタートしたのに、フィニッシュでは
またしても雨に降られた(苦笑)
もう、今回のジロは晴れは諦めましょうねぇ〜と言われ
ているみたいだ。
総合勢に取っては、今日からジロが始まったと言っても
おかしくないよね。
自分は休息日でしっかりと休めたおかげで、調子良く走る
事が出来き、疲労も最低限におさえられたと思う。
明日はスプリントステージ!僕にとっては、山岳ステージ
よりもハードかもしれない(笑)』