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『TEAM ユキヤ通信 2023 №33』 20May Italy ー106th Giro d’Italia (2.UWT)Stage 14 Sierre › Cassano Magnago(194km)ー

雨の1級山岳からの下りでの新城選手 Photo Sprint Cycling
ジロ・デ・イタリア第14ステージの新城選手の結果とコメントをお伝えいたします。
第14ステージは昨日フィニッシュしたスイスからスタートし1級山岳を超えてイタリアに戻る194km。56㎞地点の1級山岳シンプロンパス峠以外は平坦基調なコース設定でしたが、今日も冷たい雨が選手たちを苦しめます。
スイスでのスタート地点では久々に太陽の日差しを感じられる天候でしたが、イタリアに近づくにつれて、雨が降り始め、選手がシンプロンパス峠を通過する頃には強い風と激しい雨に、気温は5℃という厳しい気象条件と化し、一日中雨のレースとなりました。
チームからはアンドレア・パスクァロン(イタリア)とヤッシャ・ズッタリン(ドイツ)が逃げ集団に入り、後続集団は21分ものタイムギャップを許します。
ステージ優勝は逃しましたが、このステージを終えてバーレーン・ヴィクトリアスはチーム総合1位にジャンプアップし、エースのダミアーノ・カルーゾ選手(イタリア)は個人総合6位につけています。
新城選手はメイン集団の中、81位でフィニッシュしています。

無事にフィニッシュした新城選手 Photo Sprint Cycling
以下、新城選手のコメントです。
『今日も寒かった、。
スタートのスイスは20℃近くまで気温が上がったんだが…
今日のステージで通過する山岳は朝から雨が降っていて、気温も4℃となっていたので、下りのでの寒さ対策で毎日、うんざりする。
チームカーに積んでる、レインバックをこんなに使った事は今までで1番だね。
しっかりと、着込んだけれど、雨で濡れた身体で30km以上の下りは、寒さしかない。トンネルの電気は付いてないし、トンネルの中を片側通行で工事してるし、トンネルの中で右車線から左車線へ左から右へ移動するし、、、ただただ、危険極まりない下りだった。
下りで凍え、平坦になっても身体は温まらずに、耐える時間はとても長く感じた。チームからは2人、逃げに乗ったが、ステージ優勝するには至らなかった。
明日はミニロンバルディアのようなステージ。4つの山岳はどれも破壊力満点な登りだが休息日を楽しむ為にも、明日は頑張らないとね!』