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『TEAM ユキヤ通信 2023 №26』 12 May Italy ー106th Giro d’Italia (2.UWT)Stage 7»Capua › Gran Sasso d’Italia (218km)ー

世界チャンピオンのレムコ・エベネプール(ベルギー/ソーダル・クイックステップ)の
隣でスタートしていく新城選手
Photo Miwa IIJIMA
ジロ・デ・イタリア第7ステージの新城選手の結果とコメントをお伝えいたします。
第7ステージは200kmを超える距離に加え中盤に2級、そして後半には2級、フィニッシュは登坂距離26.4km、標高2130mのグラン・サッソ山頂フィニッシュという、ジロらしいというべき山岳ステージ。
心配されていた天気も幸い中盤で回復したが、山岳の気温は低く、雪の壁を進む選手たちへの負担は相当なものでした。
チームメイトたちが脱いだレインウエアなどを回収し、チームカーに戻したり、また
山岳に備えてウームジャケットを取りに行ったりと大忙しの新城選手でしたか、フィニッシュ
前の2級山岳の登り口では集団の先頭でチームを引き上げ、役目を終え152位で無事にレースを終えました。
チームはサンティアゴ・ブイトラゴ(コロンビア)が11位でフィニッシュしています。

雪山にフィニッシュした新城選手
Photo Miwa IIJIMA
以下、新城選手のコメントです。
『第7ステージは長距離は長いし、上りはきついしという、
これぞジロ!というコース。
序盤はスコールのせいで、道路は大洪水。寒さもあって、
手袋とレインジャケットを取りに何度かチームカーの往復。
中盤の山岳を登り始めると、天気が回復し始めて、頂上を
越えてからはドライなコンディションとなった。
下りきってからは、着替え大会(笑)
幸いにも、道幅も広くて登り口まで距離もあったので、
ストレスなく仕事が出来た。
後は45kmの登り口を良いポジションで登り始めるだけで、
今日の僕の役目を終え、直ぐにグルペットが出来たので、
淡々とゴールを目指した。
今日みたいなステージは距離もあったし、登り口まで集団だった
のでタイムアウトの心配はほぼなく、グルペットから遅れなければ
良いだけなのだが、上るだけだが、1時間以上は上り続けなければな
らないし、標高2000mまで登らないといけないので、今朝の雨のせい
もあり、気温は一桁とかなり低め。
ロングジャケットを着て、登ったが。ラスト5kmは風も強くて、
手が悴む寒さだった。
フィニッシュの山頂からチームカーでチームバスまで下山し、
さらにホテルまで2時間半の移動があったので、チームから5人は
ヘリコプターでホテルまで飛んで行った。
僕は今日のステージでチームで5番手以内にゴールしなかったので
(チーム内、最下位。笑)もちろん、バス移動でした。
第8ステージはスプリントステージか逃げ切りか、、、』