TEAM YUKIYA BLOGユキヤ通信
7 August Spain ー44th Vuelta a Burgos (2.Pro) Stage 5 (Final) » Lermas › Lagunas de Neila(170km)ー
先頭で集団を牽引していく新城。中央は新人賞ジャージを着用するブイトラゴ
Photo Sprint cycling
現在スペイン・カスティーリャ・イ・レオン州の
ブルゴス県で開催中の『Vuelta a Burgos ヴエルタ・ア・ブルゴス』第5ステージ、最終日の
新城選手の結果とコメントをお伝えいたします。
第5ステージは序盤、中盤、終盤に設定された3級山岳とフィニッシュまで残り11km地点から
始まる超級山岳の山頂でフィニッシュを迎える170km。
最終日ということもあり、バーレーン・ヴィクトリアスをはじめとする逆転を狙うチームの
激しい動きで序盤からハイスピードでレース進む中、106kmの3級山岳をきっかけに、集団は
3逃げを選手の逃げを容認。
集団はリーダーチーム(イネオス・グレナディアーズ)のコントロールにより落ち着きを取り戻し、
最後の山岳決戦に向け、総合争いに関わるエースクライマーを擁するチームもこのコントロールに
加わります。
バーレーン・ヴィクトリアスはこの時点で総合2位に着けていたサンティアゴ・ブイトラゴ
(コロンビア)を温存させながらも、山岳に入る手前からジワジワと新城選手らがポジションを上げ、
ブイトラゴを集団前方に引き上げ、最終決戦の山岳へ。
フィニッシュまで残り4kmから再びクライマーたちの激しいアタック合戦が始まり、ブイトラゴは
激しい揺さぶりについていけず脱落。トップから50秒遅れの12位でフィニッシュし総合8位と順位を
下げることとなりました。
新城選手は総合88位で無事にレースを終えました。
チームのために力を尽くした新城選手
Photo Sprint Cycling
以下、新城選手のコメントです。
『残念ながら、総合順位を落とす結果となってしまった。
総合争いに関わるジノ(メイダー)が逃げに乗ったことで、
逃げグループをメイン集団のリーダーチームが追いかける展開と
なり、序盤はハイペースで進んだ。
チームとしてはジノが逃げに乗ってくれることで、リーダー
チームにプレッシャーを与える目的だったのだが、失敗に終わり、
残すチャンスは最後の登りフィニッシュ。
サンティアゴは最後まで粘ったが、昨年の様な逆転総合優勝とは
ならなかった。
しかし、リーダージャージを2日間着用し、ステージ優勝2回は
チームとして成功だったと思う。
自分自身も集団牽引や、集団での位置取りと、コンディション良く
走れたので良かった。』
新城選手の次のレースが決まりましたら、改めてお伝えいたします。