TEAM YUKIYA BLOGユキヤ通信
24 March ー 46thMinerva Classic Brugge-De Panne(1.UWT) Brugge › De Panne (207.9km) ー
スタートポディウムに立つバーレーン・ヴィクトリアス
Photo Sprint Cycling
23日、ベルギーを舞台に開催されたワールドツアー1dayレース『46thMinerva Classic Brugge-De Panne』クラシック・ブルッヘ〜デパンネに出場いたしました、新城選手の結果とコメントをお伝えいたします。
このレースはこれから北のクラシックに突入する前哨戦の一つの位置づけでもあり、
ベルギー・ウェスト=フラーンデレン州の州都のブルージュから西に進みベルギー最先端、フランスとの国境沿い北海に面したデ・パンネまでの207.9㎞の長丁場。
コースは平坦で、各チームのピュアスプリンターのためのレースともいわれますが、名物ともいえる北海からの横風が展開を大きく左右する場合も考慮しなければならないレースです。
新城選手は途中、逃げを捕まえるためにメイン集団の前方で牽引し、集団が一つにまとまってからも最終盤まで先頭に出てチームのスプリンターのために位置取りをしながら加速していきます。
この日は心配されていた風の影響はなく、集団スプリントに持ち込まれ、
バーレーン・ヴィクトリアスはハインリッヒ・ハウッスラー選手(オーストラリア)が10位、新城選手は103位で無事にフィニッシュしています。
久しぶりのベルギークラシックに挑んだ新城選手
Photo Sprint Cycling
以下、新城選手のコメントです。
『いつ振りなのかと思うくらい、久しぶりのベルギークラシックを走り、
あぁ~こんな感じだったなぁと思いだしたくらいです。
幸いにも風も吹いていなくて、穏やかな1日だった。最後1周までは…
残り1周(45km)からは集団も少しずつ騒がしくなってきて、位置取りが
徐々に激しさを増していった。 横風が集団を苦しめる事がなかったので、集団内もみんな元気
何度も
危ない目にあったが、チームは常にまとまって動く事ができプランに近い動きで最終局面まで行くことが出来た。
ジョナサン・ミラン(イタリア)がリーダーだったが落車でペースダウンを
余儀なくされスプリントに加わる事が出来なかったらしい。
至る所で落車が相次ぎ、もちろん選手の責任もあるが、道路の作りなども
関係していると思う。今日は「危ない」を通り超して「超危険」を感じた。(苦笑)
そんな中、無事に自分の役割を果たす事が出来て安心した。
今のこのメンバーは固定でこれから本格的にベルギーのクラシックレースに
挑むが、自分は1戦だけでも一緒に走れて楽しかった。
皆、調子良さそうだし、これからのクラシックレースでも活躍してくれそうだ。
一先ず、復帰の2レースを無事にしっかりと走れた事を嬉しく思う。もう一度、
トレーニングして、次は登りのレースに備えます。』
新城選手の次のレースにつきましては、また改めてお知らせいたします。