TEAM YUKIYA BLOGユキヤ通信
21 March ー 113thMilano-Sanremo(1.UWT)»Milano›Sanremo(293km)ー

スロベニアチャンピオンジャージでモニュメントを制したマテイ・モホリッチ Photo Cor Vos
19日にイタノアで開催されました、春1番のビッグレース、ミラノ~サンレモの
新城選手のコメントと結果をお伝えいたします。
新型コロナウイルス感染により、一ヵ月以上レースから離脱していた新城選手にとって
復帰戦となったこのレースはUCIの公式ワールドツアーレース最長の293kmという、
久しぶりのレースとなった新城選手には厳しい復帰戦かと予想されましたが、その心配を
吹き飛ばす結果となり、チームメイトのマテイ・モホリッチ(スロベニア)がスロベニア
チャンピオンジャージでモニュメント優勝を飾りました。
昨年10月4日に開催されたモニュメントの1つパリ~ルーべでは、チームメイトの
ソンニ・コルブレッリ(イタリア)がイタリアチャンピオン、そしてヨーロッパチャンピオン
として優勝を飾るなど、バーレーン・ヴィクトリアスは昨年からの強さを見せつける
ビッグタイトルをまた1つ手にしました。
新城選手は序盤から中盤、メイン集団の前方2番手辺りで、チームを牽引し続け、その姿は
長時間国際映像でも確認することができ、完全復帰をアピールしました。チームのオーダー通り、
勝負所までしっかりとチームを守り、エースたちを良い位置で送り出すという仕事を果たし、
新城は8分31秒遅れの111位で無事、完走しています。

前から2番手が新城選手。危険回避のため、前方でチームを牽引する。 Photo Cor Vos
以下、新城選手のコメントです。
『300kmの長い1日の終わりには最高な時が待ってたよ。
僕がこれまで出場したことあるモニュメント(ミラノサンレモ、リエージュ、
ロンバルディア)で、チームメイトが優勝したのは初めての経験となった。
前半~中盤の平坦区間が僕の担当だったので、ゴールの事は考えずに
惜しみ無く脚を使った。
ほぼ、初戦みたいなレースなので、自分自身でもどこまで走れるか分から
なかったけど、終わってみればしっかりと走る事が出来て一安心だ。
でも、やっぱりクラシック走るには事前にいくつかレースを走り、やはり
準備が必要だったかと(苦笑)
皆で祝勝会!と行きたかったのだが、、、次の予定も立て込んでいたので、
いつかやるぞ!と言うことで先延ばしとなった。
急遽、呼ばれた復帰レースで最高な結果になり、これからのモチベーション
となった。
次のレースは23日のベルギーDe Panneこの勢いで良い結果に繋げたいと思う。』
新城選手の次のレースは23日にベルギーで開催されるワールドツアー
46th Minerva Classic Brugge-De Panneに出場いたします。こちらも200kmを越える長丁場の
レースです。