TEAMチーム・レース情報
バーレーン・ヴィクトリアスは、ステージ勝利と総合成績(GC)での表彰台フィニッシュを目指し、意欲的なラインアップでツール・ド・ロマンディに挑みます。
2025年のツール・ド・ロマンディは、4月29日にサン・ティミエでの3.5kmという短くテクニカルなプロローグで開幕し、5月4日に閉幕します。レースは5つの厳しいステージを含み、総距離668.5km、獲得標高12,971mに及びます。総合争いの重要な山場は、第4ステージ、127kmで4,120mを登る山岳ステージで、ティヨン2000の山頂ゴールが待ち受けます。最終日はジュネーブでの17km個人タイムトライアル(ITT)で決着します。
バーレーン・ヴィクトリアスのエースは、ラ・フレーシュ・ワロンヌでの4位フィニッシュや、パリ〜ニースでのステージ優勝など春シーズンを通して好調を見せている20歳のフランス人、レニー・マルティネス。ロマンディの多様なコースに対応するため、彼を支える体制が整えられています。
マルティネスを支えるのは、山岳ステージでの重要な場面でのリーダーシップが期待されるジャック・ヘイグ。カミル・グラデク、ニコロ・ブラッティ、マティス・パスシェンスは、平坦および丘陵ステージでの位置取りをサポートします。また、ツアー・オブ・ジ・アルプスで山岳賞を獲得したフィンリー・ピッカリングと、マックス・ファン・デル・モーレンが山岳での重要なアシスト役を担います。
バーレーン・ヴィクトリアスのロマンディ担当スポーツディレクター、ミハウ・ゴワシュは次のようにコメントしています。
「ツール・ド・ロマンディは、レニーがツール・ド・フランスに向けて勢いをつける絶好の機会です。プロローグと最終日のITTが重要なカギを握ります。そこできちんと結果を出し、山岳でさらにタイムを稼ぎたいと考えています。出場メンバーには強力な選手たちが揃っていますが、私たちのチームにも十分な力があります。レニーはフレーシュ・ワロンヌやパリ〜ニースで急坂に強いことを証明しており、ここでも彼がどんな走りを見せるか楽しみです。」