TEAMチーム・レース情報
チーム・バーレーン・ヴィクトリアスは、選抜レースでも集団スプリントでも結果を狙える多才なメンバーを揃え、ヘント〜ウェヴェルヘムに臨む。チームには、春のクラシック第3戦となる今大会でフィル・バウハウスが復帰。また、フレッド・ライトはE3での苦戦を乗り越え、ミラノ〜サンレモで見せた好調な走りを取り戻したいところだ。
バウハウスとライトに加え、アルベルト・ブルットメッソ、カミル・グラデク、マテイ・モホリッチ、アンドレア・パスクアロン、ロブ・スタナードが出場する。
250kmのレースはイーペルの象徴的なメニン門からスタート。序盤から露出した道路と横風の影響に警戒が必要となる。集団がまとまったまま進んだ場合、レースが本格化するのは110km地点。ここで最初の石畳区間が登場する。
その後、レースの難易度は急激に上昇。148km地点で最初の9つの登りのうち、シャーペンベルグがスタート。その後、バネベルグ、モンテベルグ、そして石畳のケンメルベルグを立て続けに越えていく。これらの登りは次の周回でも再び登場し、最後のケンメルベルグは逆側からの登坂となる。頂上を越えれば、ゴールのウェヴェルヘムまでは残り30kmの平坦区間となる。
スポーツディレクターのアールト・フィールハウテンは、レースへの展望を語った。
「我々はヘント〜ウェヴェルヘムに複数の選択肢を持って臨む。レースが分裂すれば、フレッドを前方に残したいし、バウハウスも動きに対応し、スプリントで力を発揮できることを証明している。このレースは単独アタック、少人数のスプリント、あるいは大集団スプリントと、さまざまな展開が考えられる。我々のチームなら良い結果を残せると確信している。」