MERIDA

オンラインショップはこちら

TEAMチーム・レース情報

←ニュース一覧へ

【Team Bahrain Victorious】2025 モホリッチがバーレーン・ヴィクトリアスを率い、ミラノ〜サンレモへ!

今シーズン最初のモニュメントレースとなる「ミラノ〜サンレモ」が、3月22日(土)に開催されます。今年で116回目を迎えるこのレースは、昨年と同様にパヴィアの歴史的中心部をスタートし、289km後に象徴的なヴィア・ローマでフィニッシュする。その距離の長さから、「ラ・プリマヴェーラ(春のクラシック)」は依然として最長のモニュメントレースであり、最も予測不可能なレースのひとつとなっています。

バーレーン・ヴィクトリアスは、2017年のワールドツアー参戦以来、8回の出場で2勝を挙げるなど、サンレモでの成功に慣れたチームだ。2018年にはヴィンチェンツォ・ニバリ、2022年にはマテイ・モホリッチが優勝。モホリッチはその勝利以来、再びの栄冠を目指し続け、過去2大会でトップ10入りし、8回の出場で5度トップ10を記録している。今年も優勝候補の一人として名を連ねるが、レースに向けた準備は決して順調ではなかった。

「今年のサンレモへの準備は厳しかった」とモホリッチは認める。
「オープニングウィークエンドでは100%の状態ではなく、その後ストラーデ・ビアンケの直前に体調を崩してしまった。でも、シーズン最初のモニュメントに向けて回復できたことを願っている。このレースは、2022年に勝ったこともあり、僕にとって特別な存在だ。土曜日の目標は、過去数年と同じように最終局面で勝負できるよう集中すること。今のコンディションでそれが可能かどうかは、レース当日にならないと分からない。」

このような状況にもかかわらず、スポーツディレクターのフランコ・ペリゾッティはモホリッチの可能性に期待を寄せる。

「マテイは厳しい数週間を過ごしたが、直近のトレーニングでは良い回復を見せている。これは彼の自信にもつながる。」
とペリゾッティは語る。今回のレースでは、ソニー・コルブレッリと共にディレクター・スポルティフを務める。
「彼に足りないのはレースのリズムだ。ライバルたちと直接競い合う機会が少なかった。しかし、過去にティレーノ〜アドリアティコやパリ〜ニースを走らずにサンレモで勝ったことがあるから、それが自信にもなる。このレースの魅力は、その予測不可能性にある。タデイ・ポガチャルのようなチャンピオンですらまだ勝てていないほど難しいが、同時にモニュメントの中では最も勝ちやすいレースのひとつでもある。」

ミラノ〜サンレモは最長のモニュメントだが、勝負の鍵を握るのは終盤の数キロ。
レースは、136km地点のトゥルキーノ峠を越えた後、本格的に動き始める。メーレ、チェルヴォ、ベルタの各カーペを経て、決定的なチプレッサとポッジョの登りへと進む。

「昨年、パヴィア発着に変わったが、レースの展開には大きな影響を与えなかった。今年の序盤のわずかな変更も同様だ。」
とペリゾッティは続ける。
「最も重要なのはチプレッサだ。特に天候が悪ければ、前方で展開することが不可欠になる。幸い、土曜日の天気予報は良さそうだ。もしここで決定的な動きがなければ、ポッジョが勝負の分かれ目となる。誰もが攻撃を仕掛けるポイントだ。マテイは昨年もダウンヒルで勝負を仕掛けたが、捕まってしまった。今年はどうなるか見てみよう。」

モホリッチのほか、チームにはフレッド・ライトという頼れるプランBもある。

「フレッドはシーズン序盤から好調で、パリ〜ニースでも素晴らしい走りを見せた。もしスプリント勝負になれば、彼を頼りにできる。」
とペリゾッティは付け加えた。

バーレーン・ヴィクトリアスの2025年最初のモニュメントレースに臨むメンバーは、経験豊富な選手と新鋭が入り混じる構成。
デビュー戦となるカミル・グラデクとエドアルド・ザンバニーニに加え、ロバート・スタナード、アンドレア・パスクアロン(9回目の出場)、そしてロードキャプテンのダミアーノ・カルーゾ(10回目の出場)が名を連ねる。

どんな展開になっても対応できる布陣が整った。

 

PAGE TOP