TEAMチーム・レース情報
マテイ・モホリッチは自身3度目、そしてペリョ・ビルバオとワウト・プールスの勝利に続き、今年のチーム・バーレーン・ビクトリアスにとって3度目のステージ優勝を獲得しました。
数々のレースで逃げ切りから勝利を収めてきたマテイ・モホリッチは、最終的に勝利へとつながった動きが訪れるまで忍耐強くならなければなりませんでした。最初に形成された逃げにはジャック・ヘイグが含まれていましたが、その後、モホリッチとフレッド・ライトを含む30人以上のライダーのグループがメイン集団から飛び出し、ジャック達を吸収しました。

その後モホリッチはベン・オコナーと前日のステージ勝者であるカスパー・アスグリーンとともに残り30kmでアタックを開始。彼らは協力してメイン集団から30秒のタイムギャップを獲得すると、その差を拡大し続けながらフィニッシュへと向かいました。
そして3人のライダーによるステージ優勝をかけた戦いとなり、オコナーがロングランを開始。モホリッチはアスグリーンの背後から横に並ぶと、ほぼ同時にフィニッシュラインを通過。写真判定となった結果、モホリッチが数ミリ差でステージ優勝を決めました。

モホリッチは次のようにコメントしました。
「私たち全員にとって、このひと月はジェットコースターのように様々なことが入れ替わりあった期間でした。ツール・ド・フランスは信じられないほどハードなレースで、最高のライダーが集まる世界最高のバイクレースです。ハンドルを握るのに苦しみ、苦労している日もあります。それでも勝利を狙える状況が来たら、チャンスを活かすように努めます。私は素晴らしいライダーたちと一緒に出発しました、ベンは自分がスプリントで最も強くないことを知っていましたが、彼は努力し、そして私たちはうまく協力しました。
カスパーは信じられないほど強かったし、正直言って彼も勝利に値した。しかし、このツールでは人々が苦しみと犠牲を経験するため、各ライダーにステージ優勝のチャンスを与えたいと思うでしょう。
逃げにはジャックとフレッドがいましたが、彼らは信じられないほどよくサポートしてくれました。しかし、それは彼らだけではありません。私たちには素晴らしいチームと素晴らしいスタッフがいて、私たちをサポートし、夢を達成するために毎日全力を尽くしてくれます。
そしてこの勝利は私たちの良き友人ジーノに捧げます。」

