TEAMチーム・レース情報
スペイン・イグアラーダ、8月31日 – 今年のブエルタ・ア・エスパーニャでは、とても面白い展開が繰り広げられています。チーム BAHRAIN MERIDAは、第8ステージ(バルスからイグアラーダまでの166.9km)でディラン・トゥーンスが力強い走りを見せ、またしてもその存在を強くアピールしました。
一見、スプリンターに得意なステージに見え、ベルギー人のトゥーンスはアタックのチャンスを逃しませんでした。強力な選手を含む21人の大集団は、互いに協力し合い、アタックがいつ仕掛けられてもおかしくありませんでした。
レッドジャージのチームが先導するプロトンは、総合順位を再び覆すのに十分なタイム差を与えることとなったアタックを、うまく抑えられませんでした。トゥーンスはステージ優勝を狙っていましたが、雨の降り出した終盤では、スプリントで6位に沈みました。
「もっと成功するには異なる作戦が必要」だと、ディランはコメント。「ここ2日間の疲れが脚から抜けず、とにかく全力を尽くしたものの、これといった走りはできませんでした。残り1kmの小さな丘はきっと良いチャンスだったのでしょうけど、雨で路面が滑りやすかったため、ペダルを踏み切れず、逃してしまいました。スプリントに期待をしましたが、スペインの雨は路面が滑りやすく、危険なのです」。
明日のステージは短めですが、アンドラ公国の山岳が含まれ、とても過酷なレースが予想されます。ゴールの標高は2500mで、天気予報は雨です。今年のブエルタの正念場と言えるでしょう。
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