アリカンテ、2019年8月26日ーイビのシウダー・デル・フグエテからアリカンテまでの188kmを走るこの日は、とても蒸し暑く風の強い１日でした。150km地点の３級山岳、ティビ峠までは目立った動きがなく、その後に展開が繰り広げられるという、ブエルタ・ア・エスパーニャらしいスプリントステージでした。

アタックしていた選手が回収された残り30km地点で、ハインリヒ・ハウスラーはプロトンの先頭に近づき、フィル・バウハウスが最後のスプリントに備えた位置で走れるように調整しました。フィルは最後の１kmで多くの選手を追い抜き、残り数百mでスプリント集団に加わり、持ち前のパワフルさを発揮し、見事５位を獲得しました。BinkBank ツアー以来２度目の５位獲得です。

フィル・バウハウスは、レース後に次のようにコメント。「すでに５位は他のレースでも獲得していて、さらに上を目指したかったのですが、100%の力を出し切るにはわずかに及ばなかったように感じます。最後の登りで順位を少し落とし、順位を回復しないといけなかったため、より上位を望めませんでした」。

サム・ベネット（Bora-Hansgrohe）が、アリカンテのスプリントステージで優勝。ニコラス・ロッシュ（Team Sunweb）は、ナイロ・キンタナ（Movistar Team）に２秒差、リゴベルト・ウラン（EF Education First）に８秒差をつけ、依然としてリーダーの証であるレッドジャージを手にしています。

---

ステージレポート

1　2　3　4　5　6　8　9　10　11　12　13　14　15　16　17　18　19　20　21　22　23　24　25