2021.03.03
いつもルートを「eONE-SIXTY 10K」で走ってみたら・・・
こんにちは
MERIDA X BASEの品川です。
今回はMERIDAのハイスペックE-BIKE「eONE-SIXTY 10K」を普段走っているトレイルに持ち込んで試してみましたのでご紹介します。
「eONE-SIXTY 10K」の実力とは?
今回は筆者自身試してみたかった企画として、最強E-MTBである「eONE-SIXTY 10K」を普段自身が走るトレイルに持ち込んで走ってみたらコイツの事が良く分かるんじゃないかと密かにプランを練っていた。そんな日常使いのありのままを皆様にお伝えしていきたいと思う。
山へのアプローチは?
おそらくこの「お題」は皆さん少しは気になっていたりするのではないだろうか?E-MTBがいわゆる激坂で威力を発揮するのはもう承知の事実だと思うが、舗装された平坦路じゃただ重いだけなんじゃないかと想像されている方も多いのでは?これに関しては半分正解で半分間違いだったりする。
E-BIKEの心臓部であるシマノ製STEPSは時速24キロあたりまでのアシストとなる。つまり頑張って踏む事さえしなければ快適そのもの。筆者が考えるベストな山へのアプローチはこの後待ち構えているであろうトレイルにワクワクさせつつウォーミングアップがてらのんびりとペダルを踏む感じだろうか。
そして付け加えておきたいのはアッセンブルされているカーボンホイール含め最高級パーツで構成されている点だろう。グラビティ系バイクだというのに、アシスト域を外れても踏めば脚力に応じて加速してくれるのだ。その走りに否が応にも期待は高まる。
本領発揮の登坂
そしていざトレイルへ!まずは20%近い激坂からスタートする。
もうこの記事の読者には承知の事実だろう。控えめに言っても最高過ぎる楽しさ! スリッピーな登りこそがE-MTBを楽しむ最高のフィールドなのだ。
いつもヒューマンバイクでゼイゼイハァハァしつつスリップさせないようトラクションを気にしながら走るという綱渡りの感覚も嫌いではないが、この豪快なプロ選手並みの速度域で激坂を登る感覚と言ったらもう病みつきになる事請け合いである。試しにアシストOFFにしてみると・・・
人間の非力さを思い知る結果になってしまった(笑
ここは素直にHIGHモードで楽しむべきだろう。
下りももちろん無敵!
ハイエンドなFOXのユニットを積んだ同バイクには、どちらかということ下りの方が本領発揮という方が正しいか?E-BIKEであるために重量は決して軽くないという事を忘れてしまう身のこなしを見せる「eONE-SIXTY 10K」
MERIDAの他のE-MTBにも共通して言える事だが重量物が中心に近いレイアウトなので運動性能をスポイルしない自然なフィール。ただ地面を離れるアクションでの飛距離はヒューマンバイクに一歩譲るが楽しい走りが出来る事に変わりは無い。 むしろ軽くは無いE-MTBでこの運動性能はもはや規格外とも言える。
まとめ
さて今回念願だった最強E-MTB「eONE-SIXTY 10K」をいつものトレイルで走ってみるという筆者の興味本位の企画だったのだが、結果的にさらに「eONE-SIXTY 10K」愛を深めることになってしまった(笑
元々走りが良い事は分かってはいたが、そんな優等生にはどこか欠点を探したくなるもの。敢えて言うならば一度乗ったら虜になってしまうという事だろうか。ハイエンドE-MTBは非常に中毒性が高いのである(笑
決してお求め安い値段ではないが一度でも乗ってしまえば筆者の言わんとしている事がお分かり頂けるのではないだろうか。
今回登場したモデルはこちら
[ eONE-SIXTY 10K ]