メリダトップ > メリダチーム > ツール・ド・フランス 2017

ツール・ド・フランス 2017 レポート

Ondrej Cink was forced to pull out from Tour de France because of knee injury

掲載されているすべての写真は、報道および非商業用にのみ使用でき、著作権により保護されています
Photo credit:©Team Bahrain-Merida / @BettiniPhoto / Miwa Iijima

Edvald Boasson Hagen(DDD)が、今年のツール・ド・フランスで初となる勝利を、彼のチームへ捧げました。

オンドレイ・シンクは、膝の負傷のためツール・ド・フランスからリタイアしました。

2017年ツール・ド・フランス
EMBRUN 〜 SALON-DE-PROVENCE – 222.5 km / ステージ 19

フランス/サロン・ド・プロバンス、7月21日

今日の第19ステージは、222.5kmという挑戦的な長さ。今年のツールで最も長い距離のステージとなりました。天候も少しずつ変化し、穏やかな天候のオート=アルプスで一日は始まり、プロヴァンスでの暖かく湿った天気で終わるというもの。コース途中には、カテゴリー3の峠が3つ、ルブロー峠(26km地点)、ブルジエール(43km地点)、そしてポワントゥ峠(177.5km地点)が待ち受けます。そして40kmの下り、アルプ・デュ・オート・プロヴァンスへと続きます。

バーレーン・メリダ プロサイクリングチームのディレクター、フィリップ・モドゥイットは、可能であれば最初の登りで逃げたい、とバスミーティングで指示を出します。そしてオンドレイ・シンクは、今日20kmを走ったあと、ここ数日に左膝に感じていた炎症とそれを元にする痛みで、レースをこの地点で諦めることとなりました。

最初の登りセクションで、20人ほどのライダーが逃げ出し、その逃げはレースの終盤、サロン・ド・プロヴァンスまで続きました。残念ながらバーレーン・メリダ プロサイクリングのチームライダーは、今日誰もこの逃げに乗ることはできませんでした。

Bakelants、De Gendt、Bennati、Chavanel、Keukeleire、Boasson Hagen、Arndt、Gesbert、Albasiniといったライダーがここでその力を発揮、他の選手たちと大きく差を開きます。そして最後の10kmで、10人のライダーが飛び出し後方と15秒の差を作り、そしてメイン集団とChris Froomeとは10分もの差を付けました。

そして最終的なステージ優勝はEdvald Boasson Hagen (DDD)のものに。彼自身初めての勝利としました。Boassonは、220km以上を走った後、ひとりで走りきるというソロフィニッシュを達成しています。準優勝はNikias Arndt(SUN)、3位はJens Keukeliere(ORS)となりました。Boasson Hagenがもたらした勝利は、彼のチームにとっても今年のツール・ド・フランス初の勝利です。

Christopher Froome(SKY)は、次の日曜日にパリの凱旋門をマイヨ・ジョーヌを着て走る可能性が大きくなりました。今日のステージの後、彼はRomain Bardet(AG2R)との差を23秒つけ、Rigoberto Uran(CDT)には29秒差を付けています。

PAGE TOPへのリンク