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ツール・ド・フランス 2017 レポート

A victory to Bardet, Aru takes over the Maillot Jaune from Froome

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Photo credit:©Team Bahrain-Merida / @BettiniPhoto / Miwa Iijima

2017年ツール・ド・フランス
PAU 〜 PEYRAGUDES - 214.5 km /ステージ12

フランス・ポー、7月13日

ポーは今年のツール・ド・フランスでも最も西に位置するスタート地です。チームは気温19°Cの穏やかな雨の朝に目を覚ましました。これまでの日に比べると珍しい気分で今日のツールを迎えます。
バーレーン・メリダ プロサイクリングチームはピレネー山脈に向かい、次の著名な峠を超えていきます。メンテ峠(カテゴリー1、6.9km、8.1%)、バレ峠(HC、11.7km、7.7%)、ペイルスルド峠(カテゴリー1、9.7km、7.8%)、そしてゴール前にあるペイラギュード(Cat.2,2,4km、8,4%)という峠です。

このステージでは12名ほどのライダーが、早々に逃げを決めました。ステージ中盤に道路は乾き太陽の強い日差しが照り始め、選手たちは第12ステージでも最も厳しい登り、ゴール40km前のバレ峠(HC)を登り始めます。登り始めには、先頭グループと集団との差は3分45秒でした。ところがこの登りで先頭集団は少しずつ分断、De Gent (LTS)、 Bauer (QST)、 Cummings (DDD)、 Gautier (ALM)、 Simon (COF)と Kung (BMC)らが、登りでのスピードをさらに上げます。最終の、そして決定的な登りであったペイルスルド峠の直前に、展開はさらに進み、総合順位を狙う選手がすべてを支配下に置きました。

Mikel Landa (SKY)、Fabio Aru (AST)、Daniel Martin (QSF)、そしてマイヨジョーヌを着るChristopher Froom (SKY)、さらに Simon Yates (ORS)らが、他の選手たちを遠く後ろに置き去り、2kmの下りで息を整え、最後の戦いに挑みます。Fabio Aru(AST)が先ず飛び出し、他の選手たちと20mの差を維持できると考えていましたが、Romain Bardet (ALM) の方が最後の数メートルでの力があり、フランス人のファンに勝利を捧げました。Rigoberto Uran(CDD)は2位、Fabio Aru(AST)は3位に。そしてマイヨジョーヌも、今日のステージの最後で数秒失ったChristopher Froom(SKY)より6秒先行しているAruのものとなりました。

バーレーン・メリダ プロサイクリングチームのライダー何人かはた、スタート後に逃げグループに入ろうとしていましたが、そんなに簡単には行きそうもないのに気が付きます。ヤニ・ブライコビッチ、ハビエル・モレノ、オンドレイ・シンクらは、明日以降の登りでさらに活躍することを信じています。そしてすべてのTBMライダーたちは、さらなる高パフォーマンスを見せてくれることでしょう。

パリまでには、まだまだ長い距離があります。

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