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2017 ジロ・デ・イタリア レポート

1st stage of 100th Giro goes as expected for our team

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- ©Team Bahrain-Merida / @BettiniPhoto

オルビア・イタリア、2017年5月5日/ 気温24Cの完璧な天候のもと、アルゲーロの地で行われたスタートは壮大なものとなりました。まるで街全体が、この『グランデ・パルテンザ』=偉大なスタートを見に来たかのようでした。206kmの長い舞台は、サルデーニャの北海岸を走り、オルビアのフィニッシュラインへと到着します。

このコースはスプリンター向き、いくつか上下する丘はあったものの、集団は全くダメージを受けませんでした。そんななかでも5名のライダーがスタートから逃げ出し、最大で8分までもその差を広げました。その逃げはオルビアのゴールから3.5kmの地点で捉えられます。

そしてゴールまで1.5km、チームボーラ・ハンズグローエのLukas Postlbergerが抜け出し、街中を走る細かなコーナリングで集団の先頭に立ち、そのままゴールラインまでリードし、先頭で駆け抜けました。その後ろにいる集団では、2位となったEwan CalebがAndre Greipelを捉えたところでした。そしてチームからは、ヴィンチェンツォ・ニバリが総合優勝を狙える位置取りでゴール、まずは作戦通りにレースは進みました。

「私たちみなが、チームとしてうまく動けたと思う」と Enrico Gasparottoは言います。「ヴィンチェンツォは最後、いるべき場所でゴールできたからね」。しかし実際、楽なステージでありませんでした。平坦に近いとは言えコースの起伏は数多く続き、さらにジロという大きなツアーの初ステージです。新鮮な脚の選手みなが緊張しており、それがレースをさらに難しくしています。

当方のスポーツディレクターGorazd Stangeljは、今日の難しさをそのまま認めます。「テレビの画面では、単なる移動ステージのように見えたかもしれませんが、本当に難しいステージでした。街中のコースは狭く、それでも前に出て逃げたいライダーたちがひしめく中で間合いを取るのは、緊張感を強いられたことでしょう。そんななかで我々のライダーは、リーダーを安定な位置に位置させるため、存分に力を使ってくれました」

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