TEAMチーム・レース情報
ティニュ、7月26日 – 第19ステージは、極端な悪天候とヴァル・ディゼール〜ティニュ間で発生した地すべりのため、イズラン峠の下りで中断となりました。
それまでは、ビンチェンツォ・ニーバリとダミアーノ・カルソーが、他に25名のライダーもいた長いアタックを主に動かしていました。「(中断は)正しい判断だったと思います」と、説明するビンチェンツォ。「レースを続けられる状況ではなく、ライダーの安全が第一です。今日はとても調子が良く、レース開始後数キロから仕掛けようと思いました。総合優勝争いのライダーたちに追いつかれ、エガン・ベルナル以外の全員と共に走っていると、レースの中断を告げられました」。
「安全第一」と、スポーツディレクターのゴラズド・シュタンゲリ。「正しい判断でした。レースの観点からすると、ビンチェンツォは総合上位のライダー達と共に走り、ダミアーノはヒルクライムでまたしても最高得点を獲得するなど、良いレースをできていただけに少し残念です」。
ダミアーノ・カルソーは、こう言います。「スタート直後からなるべく全力で走り、ビンチェンツォは他の3人のライダーと共に見事にアタックを仕掛けました。最初の登りではすばらしい集団が形成され、他のライダーと共に先頭集団に追いつきました。ロマン・バルデとティム・ウェレンス以外に水玉ジャージ(山岳賞ジャージ)を狙っている選手がいないことに気づきました。今日唯一のヒルクライムであるイズラン峠を征することができると思いました」。
「残念ながら、僕たちの集団にはアレハンドロ・バルベルデやリゴベルト・ウランもいたため、メインのプロトンは差をつけることを許さず、追いつかれてしまいました。明日も山岳ステージなので、できる限り良い成績を残せるよう頑張りたいです」。
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