MERIDAにとって自転車を造り出す事とは、単に自転車の設計図を書いて組み立てるということではありません。多くのラインナップを揃えた2015モデルでも、それぞれの自転車を、誰が、どこで、どのように使うのか?その事を最初に考えて、自転車の設計と製造に関わるすべてのメンバーが品質を高めるために議論を重ねました。
初めて自転車に乗る子どものためのモデルから、世界チャンピオンがレースを走るためのモデルまで1台1台について等しく語り合って造り出します。こうする事によって、他には無いMERIDAにしか造れない自転車が完成するのです。
これは、今に始まった事ではありません。1972年にMERIDAが創業して以来続けられて来たこと。美しく、速く、そして乗って楽しくなれる自転車を造るという創業以来続けて来た信念が、ひとつひとつの自転車に込められています。
MORE SUCCESS. MORE BIKE.
MERIDAにとって世界最高峰のレースで活躍することは、決して驚くことではありません。それは、UCIワールドツアーへTEAM LAMPRE-MERIDAとして参戦する前から始まっていました。Rui Costa(2013年ロード世界チャンピオン)が今シーズンのツール・ド・スイスを制して3連覇を達成したり、チームメイトのFilippo Pozzato、Jose Serpa、Sacha Modoloたちが数々の勝利を収めるもっと前からです。MERIDAはUCI MTBワールドカップに10年以上前から参戦し、世界で最も成功したMTBチームと言われるMULTIVAN MERIDA BIKING TEAMと共に世界最高峰のレースを走り続けて来たのです。
長年にわたりチームに在籍しているJosé Antonio HermidaとGunn-Rita Dahle Flesjåを含むチームメンバーは、オリンピックや世界選手権、欧州選手権を含むレースで数えきれない程の栄冠を掴んで来ました。彼らとMERIDA EUROPE R&Dのエンジニアは「家族」とも呼ばれる程、緊密な意見交換を行い、より速い自転車をこれまでずっと造り上げて来た事でも知られています。
すべてのストーリーに始まりがあるように、すべての成功にも理由があります。その成功は、もちろんMERIDAのあらゆる自転車に活かされているのです。
MORE SUCCESS. MORE BIKE.
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Rui CostaやFilippo Pozzatoのレースや日常生活が見れるだけでなく、TEAM LAMPRE-MERIDAがあなたの隣に居るかのような経験が得られます。
およそ10年前にMERIDAがUCI MTB WORLD CUPに参戦を決めて以来、サイクリングスポーツへのコミットメントはMTBレースに限定したものでした。しかし、2013年にTEAM LAMPRE-MERIDAとして出陣の狼煙を上げる事となり、UCIワールドツアーでしか挑戦する事の出来ない世界最強のアスリートと最高峰のバイクの競演にMERIDAも参入したのです。
参戦2シーズン目にして、2013年の世界チャンピオンであるRui Costaがツール・ド・スイスを前人未到の3年連続制覇した事は、ロードレース界にTEAM LAMPRE-MERIDAの存在を大きく印象付けました。言い換えれば、チームの将来は明るいと言う事です。
「長年に渡って選手をサポートして来たLAMPREと、世界最高峰の自転車ブランドであるMERIDAのコラボレーションは選手にとって良い影響を与えています。」と、チームマネージャーのAndreas Rotterは語ります。「このようなWin-Winの関係は、プロツアーレースの世界ではあまり一般的な事ではありません。」長年に渡って、MULTIVAN MERIDA BIKING TEAMのマネージャーであった彼は、チームの活躍は単なるスポンサーなだけでなく、機材供給者としてのMERIDAの協力的な姿勢がチームの成績に影響していると言います。プロ選手は、単にREACTO、WARP TT、RIDEと言った機材を供給されるだけでは決して満足しません。チームにMERIDAが受け入れられて、良い結果が出せている1つの理由が開発チームのサポート体制です。MERIDA EUROPE R&Dの責任者、Juergen Farkeを筆頭としたエンジニアがライダーの要望を聞き、素早いタイミングで製品に反映して来た事がモチベーションを向上させました。
「WARP TTの開発では、バイクの開発と並行してMERIDAの長年に渡るエアロダイナミクス研究の秘密を選手に教え、風洞実験を通じて全体の空力を改善し、選手とのディスカッションから得られた経験が製品にも反映される事で、最高のTTバイクが完成しています。」とJuergen Farkeは語ります。
2015シーズンを見据えて、Rui Costaを始めとしたチームメンバーのモチベーションは高まるばかりです。
国内最高峰のシリーズ戦JBCFロードレースや、国内のUCIレースを主戦場とする栃木県宇都宮市を拠点とする地域密着型ロードレースチーム。SCULTURA、REACTO、WARP TTを使用。8月20日現在、Jプロツアーチームランキング1位&増田成幸が個人ランキング1位。
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MULTIVAN MERIDA BIKING TEAMのチームライダーの最新情報やレース情報をお届けします。
13年に渡る歴史を持ち、Gunn-Rita Dahle Flesjå, José Antonio Hermida, Rudi van Houts, Ondrej Cink, Thomas LitscherそしてJulian Schelbが在籍する世界最強のMTB XCレーシングチーム。6カ国から集まった選手達は、レースシーンで「ファミリー」と呼ばれる程に家族的で、レース、トレーニングにおいてもお互いに意見を交換する関係にあります。
「まず最初に学び、学んだ事を実際に行う。それは実際の生活でも、世界最高峰のMTBレースでも同じです。MERIDAはアスリートとチームスタッフ同士が協力し合って、挑戦し、勝利して来ました。」と、チームマネージャーのFabian Austは語ります。ベテランの2名、 Gunn-Rita Dahle Flesjå(41)とJosé Antonio Hermida(36)は、オリンピックや世界選手権を制して来た、その経験を若い選手に教えます。また、既にU23の世界選手権タイトルなどを手に入れて来たOndrej CinkやThomas Litscherなどの若手の選手は、若さ故のエネルギーでチームに刺激を与え、MULTIVAN MERIDA BIKING TEAMを盛り上げます。
BIG.NINE、BIG.SEVEN、NINETY-NINEの3台を使うチームの目標はただひとつ。UCI MTBワールドカップと世界選手権で最高のパフォーマンスを発揮し、成績を残すことです。もちろん、MERIDAはこの選手達の活躍を機材面から全面的にバックアップしています。
2012シーズンのデビュー以来、国内MTBレースシーンを席巻して来たワークスチーム。今シーズンは小野寺健、松尾純、恩田祐一の3名の体制で走り、MTBジャパンシリーズチームランキング2位(8月20日現在)
MERIDA のラインナップの中でも、専門性が高く、組み立て、アフターサポートに高度な商品知識が要求されるモデルは「メリダ・グローバル・ディーラー(MGD)」契約販売店においてのみ取り扱われます。お客様はサイズ選びやセッティングなど、購入の前後を問わず確かな商品知識と技術により「MGD」取り扱い限定モデルにふさわしいサポートを受けられます。
フレーム保護のためのシンプルで効果的なソリューション
シンプルなアイデアは時として驚く程の影響をもたらす。特許出願中の「MERIDA INTERNAL BLOCK SYSTEM」(MIB)は、ハンドルバーの接触によるカーボンフレームの破損を防ぐためにMERIDA EUROPE R&Dのエンジニアが発明したスマートな解決法。既存の外装式プレートなどを装着するプロテクション方法の弱点は、重量が嵩み、見た目も美しくない事でした。超軽量パーツを装着した最高級の自転車にはこれは美しい解決法ではありません。「MIB」は完全内蔵のプロテクションで、軽量、そして驚く程に強い。ライダーはこのシステムの素晴らしさだけでなく、見た目にも美しい仕上がりを感じて頂ける筈です。「MIB」は、フォークのステアリングコラムにリングを固定。システムをセットアップすると、ハンドルは設定された角度までしか曲がらず、落車時にもフレームに接触する事がありません。全く見えないのに驚く程の効果。能ある鷹は爪を隠すのです「MERIDA INTERNAL BLOCK」。
MERIDAのアイデア。ライダーのアドバンテージ。